「 どれだけいい子な優等生だろうが、 」
「 どれだけ素行の悪いクソ…………手のかかる生徒だろうが、 」
「 先生が診ない理由にはならないわけ。 」
「 ——— …… 先生案外真面目だから。 」
【 名前 】 Adelta=Shoha ( アデルタ_ゾア )
「 ゾア先生は頑張るお前らの味方だよ。 」
【 性別 】 男性
【 年齢 】 28歳
【 身長 】 178
【 種族 】 人魚
【 水生生物 】 ホンソメワケベラ
【 担当 】 養護教諭 / 保健委員会顧問
【 容姿 】
「 人を見た目で判断するのは感心しないぞ〜 」
「 でも初対面で他のどこを見ろって言うんだろうな? 」
📎 ——— 🅷🅰🅸🆁
淡い枯野色から始まり、深川鼠色、そして濃藍と色を深く変えてゆくグラデーションが印象に強く残る髪色。
特に毛先の方は蛍光色と見紛うほど濃い青色だが、陽光に晒されるとうっすらと鮮やかさが透ける。
肩丈辺りまで伸ばされた髪を無造作に一つ結びにしているものの、手癖か意図的か、僅かに左側に結び目が寄っているようだ。
生まれつき癖のないストレートな髪質なのか髪留めが解けやすく、一時間に数度は結び直している姿が度々目撃されている。
ならば結ばなければという指摘はご最もだが、そのまま流しておくには鬱陶しい長さをしているものだから、何度も結び直した方が楽ということだろう。
とは言っても髪型自体にこれといって頓着も拘りもない。手入れをすることも面倒だと思う男だ。
右側の横髪を耳にかけて流す癖があるということを除けば、日々髪型が変化していくことも有り得るだろう。
📎 ——— 🅵🅰🅲🅴
千草色の双眸に、それを縁取る細やかな睫毛と切れ長で伏せ気味の瞳。
全体的に整って小綺麗な顔立ちをしているものの、それ故に特筆するほどの特徴はない。
その中でも挙げるとするなら、僅かに三白眼で、瞳孔の小ささが特徴と言えるだろうか。
万年寝不足な所為で ——— とは言っても、寝れる時間が短い訳では無い。ただ単に、必要な睡眠時間が12時間超えと少し多めな体質なだけ。 ——— 目の下にこべりついた濃い隈と、切り込みの入った所謂アイブロウスリットと呼ばれる形の眉をしていることに加えて左眉にはピアスも開けているため、凡そ教師とは思えないくらい人相が悪い。
そこら辺のチンピラと言われた方が納得のいく程である。
それに加え良く、頻繁に、見る度に……言い換えれば常に煙草を口にしているから、より一層ガラが悪く見えるのかもしれない。
📎 ——— 🅲🅻🅾🆃🅷🅴🆂
教師、尚且つ養護教諭という立場上、ある程度は整って清潔な服装を心掛けているようで、身に纏う白衣は毎日汚れひとつない。が、猫背気味なのが玉に瑕。
首から掛けた社員証も相まって、少し医者っぽいところも。
それでも楽だからという理由で大きすぎるサイズを選んでいるためブカブカでだらしない雰囲気が残るのは避けられない。
白衣のポケットは規定のものより大きめで、中には沢山のものが入っている。
ボールペン。印鑑。メモ帳。煙草。ライター。チョコレート。飴玉。指人形。風邪薬など各種薬を2回分ずつ。
並べれば継ぎ接ぎだらけで何故それとそれが一緒に?と聞きたくなるラインナップだが、どれも彼にとっては必要な物だ。
薄い紺色のシャツにスカイグレイのチノパンと、教職という前提を置いて見るとかなりラフ。
足元はゴム製の緑のスリッパ。これまた楽だからと履いているが、彼を知らない新入生が見たらただただ尋ねてきた保護者である。
【 性格 】
「 先生のことが詳しく知りたい? いや〜照れるな〜 」
「 じゃあ先生のことよーく知ってってよ。 」
📎 ——— 🅴🆂🆂🅴🅽🆃🅸🅰🅻🅻🆈
いつも軽い物言いで、口を開けばやれ「面倒」だ「やる気が湧かない」だ「今じゃない」だの御託を垂れる物臭。
全てにおいて楽な方を選び、苦しい道なんて見向きもしない。
都合の悪いことからは目を逸らしたいし、他人に甘く・自分にはもっと甘くをモットーに、1から100までそこそこ、なんとなくを貫いて生きている人物だ、人によっては相容れない事は間違いない。
真剣なんて求めるだけ無駄で、空気の張りつめた真面目な場面でも空気を読まない発言をすることだってあるだろう。
一言で言えば、楽観的で意欲の欠片も感じられないような教師。
📎 ——— 🅸🅽🆂🆃🆁🆄🅲🆃🅾🆁
何をするにも初手で諦めることが殆どで、頑張りの対極に位置するような性格をした男ではあるが、彼なりに教え導く側としての矜恃も多少は持ち合わせているようで、生徒たちのことは相当大切に思っているようだ。
とはいえ、熱く教えを説くなんて性にあわない。似合いもしない。
彼は出来る限りをおちゃらけてだらしなく過ごし、「必要な逃げ道」を用意するための教師になることを選んでいる。
保健室を訪れた生徒が怪我人であれば必要な処置をしっかりと施すし、心配事があれば親身になって相談に乗ってくれる。
怪我人ではなくただサボりに来ただけの生徒なら、快くベッドを貸してくれることだろう。
📎 ——— 🅴🆂🆂🅴🅽🅲🅴
彼の無気力は故意的だ。
胸を焼く熱いものが暮らしの中であったとしても、失敗した後を恐れて無意識でも意識してでもどうしてもブレーキをかけてしまう、考えすぎの臆病者。頑張ることが嫌いだ。
やらなければならないこと・出来ること・出来ないことの区別がパッキリとしていて、本当に命に関わること ——— それこそ、白化廟にかかったり? 学校の中で大事故が起こったり? ——— 以外は全てやらなくていいことに分類する。
例外は医療に関することだろうか。時分の得意分野や興味のあることならば、多少面倒でも足を踏み込んで行ける人物である。
また、前述した通り生徒のことは大切で、頼まれたことは気の乗る範囲で協力することも、まあ吝かではないだろう。
【 備考 】
📎 ——— 🅿🅴🆁🆂🅾🅽🅰🅻
一人称 / 先生.ゾア先生.おれ.
二人称 / 〇〇くん.〇〇先生.
📎 ——— 🅴🆃🅲
約10年前にはSMAmの在校生だった。所謂OBというやつだ。
サーフェント寮に組み分けされていて、かなり優秀な成績を残す生徒だったとか。
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彼は個人魔法に始まり、回復魔法だけに留まらず単なる手当てもお手の物。手際の良い施術は骨折も痛まないと評判。
回復魔法が得意と言うと戦闘はからっきし……のように思われがちだが実際はそういったことはなく、学生の頃は剣術を選択していたし、魔法実技の攻撃術が最も得意だったほど。
彼曰く、恐らく医療行為自体が向いていないのだとか。
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彼は黄と青の美しいヒレを持つ人魚だ。
けれどそれでは駆け回るのに不便だからと幼い頃から人間の脚へと魔法で変化させており、人魚としての姿でいたのはほんの1〜2歳までだろう。
だからだろうか、走る・歩くなどの日常的動作は全く問題はないのだが、泳ぐとなると少しぎこちない。
魔法を解いてヒレでとなるとより一層、泳いでいると言うより漂っている方が近い。
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公言している癖というか、彼の好みなのだが、面食いな一面がある。
だから顔のいい人物には弱いし、多少甘くはなるだろう。
ただ顔の系統に別段好き嫌いは無いらしく、それこそ顔が良ければ誰だっていいのだ。
噂では見境がないだとか、誘われただとか色々な噂が飛び交っているが、ひとつ断言出来ることがある。
———そういった誘いを受けたら絶対に逃げた方がいい。
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📎 ——— 🅿🅰🆂🆃
「 ✨ 夢を見て努力すれば全て叶えられるんだよ! ✨ 」
「 👎 いっそ全部話そうか 👎 」
アデルタ=ゾアは生まれつき、生真面目で要領の悪い性格だ。
頭も良い。友好関係も悪くない。努力を絶やさず賞も沢山とった。
人格に別段問題があったわけじゃない。ならば何が悪いのか。
——— 一切の妥協を許せなかったのだ。
優れた医者の間に産まれた一人息子である彼は、自身も将来数多くを救う医者になるのだと信じてやまなかった。
両親も彼の持ちうる力全てを愛し、誇り、信じていた。
それはSMAmに在学していた頃も変わらず……否、今も心の底では医者になりたいと望んでいるはずだ。
学生時代の彼は1に勉強、2に勉強、3 4に復習、5に予習といったいわゆるガリ勉よりの生徒で、真面目が服を着て歩いているような。
人生の全てを医者になるために捧げた青年。
友人にも恵まれていただろう。家族仲も良好だっただろう。
彼の意思が折れたのは卒業がまもなく迫った、医師資格試験でのこと。
そこで埋めることの出来ない実力の差を知った。
覆らない才能の優劣を見た。
何度挑んでも越えられないを悟った。
何よりも、周りから向けられる目に、生真面目な彼は耐えられなかった。
吐いて、吐いて、吐いて吐いて。泣き喚いた後に残ったのは燃え滓。
「 あ〜あ 努力なんてくだらない 」
📎 ——— 🅼🆄🆂🅸🅲
「 人生なんとなく楽しく生きていたい。 / 青谷 」
性善説を推してきたい 人には優しくしていきたい
自分にはもっと甘く 甘っちょろく
都合よーく
?si=on3yGCitnUrP_OWb
「 解けて、アンビバレンス / 卯花ロク 」
だって果てに達せなかったら
はたまたそこがゴールの偽物だったら
全てが泡沫ね 時間溶かしの達人さん
?si=XB8v_Y7cvG0EryVH
「 めんどくさいや / 瀬名航 」
嗚呼 めんどくさいなあ 汗が滲んだ シャツはキライだ
嗚呼 見たくもないなあ 正直そんな やる気もないや
?si=sUWJlyw0ic6jdkWC
【個人魔法】
「 夢落ちの梦 」
一言でいってしまうなら、様々な方向に応用可能な万能な治癒魔法。
この魔法はなんだって治せる。骨折も、風邪も、心の病だって。
彼が心から治したいと思うなら、病は彼にとって餌でしかないのだ。
——— この魔法の本質は、「 怪我や病を取り出せる 」ことである。
患者の身体から水滴となって現れる「それ」を彼が呑み込んで、初めて効果が発動する。
次の瞬間には綺麗さっぱり、まるで元から何も無かったかのように、どんな重症患者も元気を取り戻すでしょう。
でも万能な治癒魔法は、彼が扱うから万能じゃない。
呑み込む水滴の元となった病状が酷ければ酷いほど必要な魔力量は倍々的に増えてゆき、比例するように彼の「睡眠時間」が増える。
今現在彼が長期睡眠を必要としているのは、この個人魔法の反動を消費しているからだと言えるだろう。
起きた時に気だるさは残るし、いくら寝ても眠たいし、呑み込む水滴は不味いしで、彼はこの個人魔法を進んで使おうともしなければ、公言することも少ない。
彼はこの魔法が嫌いだ。
【好】
・煙草
・酒
・食事
・コンソメスープ
【嫌】
・努力
・痛いこと、辛いこと
【得手】
・勉強( 文系、理系問わず )
・回復魔法、治癒術
【不得手】
・努力
【属性】 両刀
【SV】
「 よし、お前を身代わり……違った、養護教諭代理人に認定してやろう。保健室のゾア先生は今から放課後まで不在だ。鍵置いてくから戸締りよろしく〜。 」
「 なに、お前等もう帰んの? 時短? 早く帰れるとか妬ましいな。 寮まで走ってこけんなよ〜。はい、ばいなら〜。 」
「 クラスや部活持ってねぇだけ教員の中でも先生 、随分楽よ。 お前らみたいな個性の煮こごり面倒見れる自身ねぇもん。 」
「 元気そうでいい事だなぁ……。 …ん、先生? んん〜〜 …… 今日もだるおも〜って感じ〜。 」
「 せっかく入ったんだし留年してけば? 」
「 …………お? 初顔じゃ〜ん。気分悪いん? あ、そぉ。 熱……は、無さそうだし、戻んのだるかったら寝てけば? 今丁度空いてっから好きにやってって。 …………あ!! 一番窓際のベッド先生んだから。 」
「 煙草に火をつけてる人を驚かすとな、最悪引火するから駄目だぞ。 」
「 こんだけずーーーーーーっっと同じ部屋で缶詰にされてっとさぁ、緩やかに鬱になってくんだよなぁ……。 」
「 先生はなーんもやる気ないけど、未来の光ある若者を潰そうなんて考えてないわけよ。 だから、先生の分まで頑張れ、少年。 」
【CP】 可
【募集関係】
📎 ——— サボり魔 ( 立場不問 / 人数不問 )
保健室にサボりにくる常連さん。
彼は快く保健室を開けてくれるし、気が向けばおやつもくれます。
📎 ——— 元同級生 ( 教師 / 人数不問 )
📎 ——— 先輩・後輩 ( 教師 / 一人〜二人 )
📎 ——— 親友・犬猿・幼馴染 ( 教師 / 各一人 )
昔からの顔馴染み。腐れ縁とでも言えるでしょう。
📎 ——— 支えてくれた人( 教師 / 一人 )
折れてしまった彼を知って、それでも傍に居たり引っ張ったりとしてくれた人。
元同級生か親友・犬猿・幼馴染のいずれかと兼用だと嬉しいです。
📎 ——— 恋人
ご縁があれば。
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上記以外の関係も大歓迎です。
私からその他の関係も打診させて頂くかもしれません、よしなに🙇♀️