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さん (9etnqc9p)2025/1/22 20:36 (No.127181)削除
【 名前 】 Rezza Natos ( レザ・ナトス )


【 性別 】 男


【 年齢 】 28


【 身長 】 186cm


【 種族 】 人魚


【 水生生物 】 ダンクルオステウス


【 担当 】 空間魔法 / 2 - C 担任


【 容姿 】

「 見てくれなど、判別が付けば事足りる。 」
「 その上で付加価値があるかどうかは、見る者が定めるべきだ。少なくとも俺に美醜への興味は無いが。 」

 ✗

毛先につれて明度が高くなる黒髪は後ろでひとつに縛り、それでもなお途中で遊ぶように跳ねる毛束は諦め、せめてもと手入れだけは施して触り心地の悪くならないように。
艷のあるストレートではない柔らかな髪が、寝起きにほうぼうと跳ねているのをどうにかこうにか整え、いつもの彼の髪型となる。

 ✗

表情の起伏が薄く、それに伴い血色感に欠けているものの、彼の顔立ちは概ね整っていると言って差し支えない。
射抜くような金色の瞳は光が中心付近に集まっているからか、鋭い眼光が覗き、少しだけ吊った目の形も見合って強い圧を与えやすい。通った鼻筋や薄くとも左右対称で荒れた様子のない唇、少し吊った眉と顔立ちが端正であるのもそれに拍車を掛けている。おまけに口を開けば鋭く厚い歯が並んでいる。
肌や髪、唇に眉や睫毛などにも彼は気を遣っており、自身の見目への手入れには妙に熱心に見える。

 ✗

血色感が薄いのは何も顔だけではなく、健康的と言い張るには少々彩度の低い肌ではあるが、決してなよなよしい事はない。背丈にプラスして7cm弱のヒールを履いた立ち姿に見合う以上に、硬く鍛えられた肉体に長い手足、骨ばった指は屈強さを感じるには十二分に。

 ✗

ダークグレーのジャケットとスラックスに同色のベスト、白いワイシャツは釦を上まで留め、ネクタイに装飾のついた金のタイリングを付け、足元には磨かれた踵の高い革靴。シャツの下にふたつのホワイトマリンをトップに据えたチェーンネックレス。これが年がら年中、何セット持っているのかと聞きたくなる程に変わらない。
座学が極めて多いわけでもなく、仮に授業中に袖が千切れたとしても翌日には全く同じデザインの物を着用している。教職に就いてからの彼の服装は上記のセット以外を身に纏うことはごく稀だ。皆無と言ってもいい。


【 性格 】

「 これでも教師の端くれだからな。知りたいことなら教えよう。 」

 ✗

彼のことを一言で表すのならば、「 無愛想 」という言葉がいちばん相応しい。授業中どころか、休み時間にすら生徒教師を問わず自然な笑顔を見せることは滅多になく、寡黙とまではいかないものの口数も少ない。聞き役に徹すると言えば聞こえは良いが。
とはいえ彼に心が無く冷徹なのかと言われればそうではなく、拾った猫の里親を自ら探す程度には人が好い。余談ではあるが、里親に猫の名前を付けてあげて欲しいと言われた彼は、健やかに、幸せにと願いを込めて命名したそうだ。
表にそう出ないだけで、彼は人並みの情緒や感情を持ち合わせている。

 ✗

彼は自分の話を滅多にしない。世間話で内情が出てくることは稀であり、口を開く頻度も相俟って彼の生態は謎に包まれている。
けれど案外口を開けば普通の人魚だ。話を振れば答えるし、笑えと言われれば微かなれど口角だって上げるだろう。教師としての責任感もあり、生徒から学生時代の話をせがまれることがあるのなら、参考程度にと話すこともある。

 ✗

少々……いや、かなり。彼はコミュニケーションにおいて、相手に頼りがちだ。話の内容も、喋る量も、おまけに彼がいつもの調子のまま発する洒落にならない冗談の処理も。如何せん、彼は共感性やコミュニケーションにおける空気感や責任感に疎く、「そうか。」で話を終わらせてしまうことも少なくない。
けれど彼が多くを話す話題と対象がひとつ。後述するが、その相手に関することであれば、優に普段の三倍はよく喋る。表情も動く。まるで別人だ。
とはいえそうでなくとも、彼の興味関心を惹く物事があれば話をする姿勢を見せるし、何より、彼は人の話を聞くことが嫌いではない。人に聞かせられない愚痴なんかも、文句ひとつ言わずに聞いてくれることだろう。


【 備考 】

一人称:俺
二人称:お前

 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「 教職、というものが自分に合う気はまるでしないが……。 」
「 それでもこれは〝 運命 〟だ。全うしようとも。 」

 ✗

彼は担当科目やその性格も相俟って、随分と近寄り難い教師に思えるだろうか。しかし案外、蓋を開いてみれば優しく、生徒に心を砕き、時間を投げ打つことに躊躇いがない。
わからないことはわかるまで丁寧に噛み砕いて教え、個々人への指導案の為に夜遅くまで起きていることも珍しくない。難度の高い魔法を担当しているからか、それとも彼自身の性質か、はたまた目指す教師像がそうであるのか、授業内外に関わらず生徒を見捨てることはない。
彼は生徒のことをよく見ているし、自身を慕う者には同じだけの指導を返している。概ね、良い教師と言えるだろう。

 ✗

彼はSMAの卒業生だ。当時から優秀な生徒であった。
……が。同じ学年の者に語らせるなら、「 見ている分には優良 」、と。
少なくとも彼は天才肌と呼ばれるに足る程の才能があり、努力も重ねてきた。
非の打ち所のない真っ当な生徒ではあったものの、不思議とある程度の親交がある者は、彼の才ではないもので彼を認識している。

 ✗

空間魔法を担当する教師というだけあって、空間魔法はお手の物だ。
彼の性格に反し、彼の操る空間魔法は創造性に満ちている。緻密に、繊細に、そうして大胆に。驚くほど巧く魔力を扱い、ありとあらゆる空間を構築し、周りの空間に干渉する。

 ✗

彼は魔法を巧く使えるが、彼の戦法自体は非常に豪胆かつシンプルだ。
空間を纏い、殴り、蹴り飛ばし、加圧する。中々の武闘派であり、殴ればいつか死ぬを掲げる、所謂脳筋。根っこの部分が好戦的である為か、結界を生み出すより殴る方が性に合っている。
実際魔法の適性も比較するなら戦闘面に寄っている。とはいえ、あくまで敵が現れたら、の話だ。彼に競技的な戦闘を行うことへの興味は薄い。


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「 魔法を使って断捨離、か。 」
「 そもそも部屋に物がないから考えたこともなかったが……お前が挑んでみたいなら応援しよう。今日の放課後、俺の所に来ると良い。 」

「 ――……さて、要らないものでも掻き集めるか……。 」

 ✗

彼の部屋には生活感がまるでない。彼のデスクもそうである。
整理整頓をしっかりしている、というのもあるが、根本的な理由は物が少ないからだ。というのも彼には趣味と言えるものがまるでなく、空いた時間は大抵が魔法や身体の鍛錬か贈り物を見繕う時間に充てられており、物を増やす隙がない。
家具も最低限を揃えたものばかり。硬い床で寝ることも、量さえあれば味気ない食事を摂ることも苦にならない。出自故か、無頓着故か、どちらとも言えるだろう。

 ✗

とはいえ、人に教えるには三倍の理解が必要となる。初めて担任の辞令を受けた際、生徒を受け持つ身として少しでも為になる経験を積もうと努力した結果はちらほらと。
例えば、様々な料理を学んだり、様々な寝具を試したり、様々な家具を日曜大工で生み出したり、彼には珍しいことに、積極的に同僚と話をしようとしたり。その結果が今の彼であるのだが……まぁ、贅沢に溺れなかったというのは美点であるのかもしれない。


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「 〝 運命 〟 」
「 ……彼は俺の運命だ。それ以上でも以下でもない。 」

「 それ以上にも以下にもなり得ないんだ。彼は彼であるだけでいい。 」

 ✗

彼はかつての同級生たる同僚に、並々ならぬ感情を抱いている。否、その中身は決して複雑怪奇ではない。
ただ、白と云えば黒も白になる。世界中が敵になっても、彼だけはその全てを肯定する。わかりやすく言葉を当て嵌めるなら、 “ 信者 ” である。

 ✗

高校一年の春、彼の人生観は一変した。

“ 彼 ” が努力をしているから、努力を重ねるようになった。
“ 彼 ” が医者になると云うから、己も医者を志した。
“ 彼 ” は教師になったから、己も教師となった。

彼の目の前には数多の道があった。在学中に受けた教師の誘い、難なく手にした医師免許、その全てを放り棄て、彼はかつての同級生を信奉してきた。
後悔なんて何ひとつとしてない。行き先が地獄でもどこでも構わない。彼にとって “ 彼 ” がいる場所こそが己の居場所であり、運命なのだから。


 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「 ………… 」

 ✗

彼は自分のことを滅多に話さないものの、彼と長く付き合っていると明確にわかることがある。何億年もの時を経て孵った彼には、家族が居ないのだ。
帰省もせず、家族の話をすることもない。彼の口数が少なく無愛想であるのは口下手で人付き合いが下手なのではなく、単に “ 話す ” “ 笑う ” という行為に触れないまま、浅瀬の地中で蹲るように幼少期を過ごしてきたからだ。

からっぽな幼魚の拠り所は、たったひとつ、己だけ。

 ✗

地中から掘り起こした海中で、古代種と呼ばれた幼魚は世界を見た。
広く、壮大で、果てしない。手を伸ばしても壁はなく、息を吸っても酸素がなくならない。

嗚呼けれど、彼は何ひとつ知り得なかった。

 ✗

彼を掬いあげたのは、寂れた水底にあった小さな研究施設の成れの果て。老いて耄碌した研究者は彼に一般常識と魔法を教え、そのまま廃墟で亡くなったんだとか。
言葉も、生活の仕方も、全ては完全な人魚に教えられた。
何億年と進化してこなかった彼の身体はそれに適応出来ず、けれど彼はそれを完璧に熟した。言語を理解することにすら、半年も掛からなかったという。

 ✗

「 俺は幸運だった。俺に才能がなければ、俺は土石の中で埋もれるように、どこにも行けないままだっただろう。 」
「 今は流暢に喋っているが……本来の俺がどう喋るか、さぁ、全く分からないな。単音で歌っていたと、聞いたことはあるが。 」

「 ……なんだ、興味があるのか? だが生憎、見せてはやれない。 」

 ✗

本来の彼に表情はなく。
本来の彼に言葉はない。

まるで、動くだけの屍のよう。


【 個人魔法 】

『 魔繰化人師 』

 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

彼は己を魔法でなぞらえ、生物のフリをしている。

 ✗

彼の身体の内部には無数の糸のような極々薄い魔力に似たものが常に張り巡らされている。彼はそれを用い、彼の身体が知らない臓腑の動きや機能を再現している。彼の身体に備わっているものを、進化させるように。
彼自身の肉体は人魚に酷似している。いうなれば、進化を忘れた人魚。今と比べ、不完全な存在。

 ✗

彼は己に欠けている表情や声といった生物らしい機能を備える為に、社会に混じる為に寝る間も無意識下で発動している。彼の生命力を元手とし、寝食や魔力でも互換出来る。

成長の過程で彼が教えられる筈だった力は、全て魔法で補ってしまった。故に未発達で、退化したまま。

 ✗

また、糸自体は無機物であれば張り巡らせることが可能だ。
ブリキの人形だとか……彼が生み出し魔法で隔てた、ただの空気人形だとか。
余談にはなるが、精巧な義手を接着して腕を増やしたように見せる冗談なら学生時代に何度かやっていたらしい。


【 好 】

✔ Adelta = Shoha
「 彼だけがすべてだ。彼しか要らないと言っても過言ではない。 」
「 少なくとも、俺がお前達に出逢い、こうして教え導けているのは彼が教師の道を選んだからだ。彼に感謝しておくと良い。……あぁ、俺と出会いたくなかったとしても、嫌いな相手と付き合うと云うのも人生の深みとなるものだ。彼に感謝しておけ。 」

✔ 生徒、同僚
「 とは言っても、人との交わりは楽しいものだ。 俺は彼に感謝しなければならない。礼として贈り物を用意しなければな。一緒に見繕うか? 」

✔ 目玉焼き
「 美味い。 」


【 嫌 】

✘‎ 復旧作業
「 ……そろそろ、自動で復元する空間でも研究するべきか……。だが干渉事故のことを考えると……はあ、時間が足りないな。 」

✘‎ 茸
「 不味い。 」


【 得手 】

✔ 空間魔法
「 彼に居心地が好い空間を作り出したかったんだ。何分、素養はあったからな。 」

✔ 医療行為
「 昔取った杵柄だ。免許も持っているぞ。 」

✔ 料理、日曜大工
「 ……棚でも作るか? 」


【 不得手 】

✘‎ 閉所
「 つい、息を忘れてしまう。 」

✘‎ 演技
「 ……表情がなくても良いのであれば、声ばかりは表現出来るが……誤魔化すのはともかく、別人らしく振る舞うには表情が動かんな。 」


【 属性 】 攻


【 SV 】

「 さて……。俺が空間魔法の担当だ。初めて会う奴が殆どかもしれないな。先に評価について説明しておく。各自に素点があり、授業態度で減点、実技と考査で加点する。補講を含む、授業外での指導結果も加点対象だ。規定点以上で単位を取得出来る。 」
「 先に言っておこう。俺は成績には甘い。厳しくすれば殆ど単位を渡せない羽目になり、俺の仕事も増えるからだ。たった一年、程々に励めよ。 」

「 三年生ともなれば、想像が付くだろうが……事故は付き物だ、マリンスノウの蓄積や身体への負荷以外にも、制御に失敗して四肢のいずれがが飛んだ例もある。 」
「 嫌な予感がすれば叫んで呼べ。この教室の半壊くらいならなんとかしてやれるし、応急処置も出来る。実技の失敗に減点は無い、案ずるな。 」

「 ……俺に彼を使って加点を願いたいなら、俺に媚びを売っても意味が無いぞ。彼の言葉でなければ、俺は動かないからな? 」

「 コツ、か……そんなものがあれば授業内で言っているが……。……生物というのは命の危機に瀕すると普段以上の力を発揮するという。火事場の馬鹿力、といったか。 」
「 今から俺は殺す気で魔法を使う。必死にやれば死ぬ前にはコツくらいは掴めるだろう。……うん?なんだ、……ああ、そう身構えるな。冗談だ。 」

「 ……そう怯えずとも、取って食いやしない。安心しろ。 俺に人や人魚を好んで食す趣味はない。 」


「 運命の理由?さぁ、どうでもいいだろ?俺だけ知ってればいいんだ。 ……ふふ、お前にも、教えてやらない。 」
「 お前は、俺がお前のことを愛していると、それだけわかってくれていればいい。 」


【 CP 】 既


【 募集関係 】

✔ 問題児 ( 生徒 / 2 - C もしくは 3年生 )
「 手を焼く。無事に卒業して欲しいものだが……。 」
 ➜ 溜息も零れる程、随分心配しているらしい。

✔ 日曜大工仲間( 立場不問 )
「 案外、何が役に立つか分からないものだな。 」
 ➜ いつか笑みも零れる程、楽しい時間らしい。

 ✗

その他関係でも是非🙌🏻
此方から打診することもあるかと思います🙇🏻‍♂️よろしければ是非💫
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睡没さん (90ktkupk)2025/1/15 22:46 (No.126795)削除
【名前】夢波 彗(ユメナミ スイ)
【性別】男
【年齢】16(誕生日 12月18日)
【身長】170cm
【種族】ユメザメの半人間(サメのシッポが生えている)
【水生生物】ユメザメ

【寮】トゥワンヘイス寮
【学年】1年生 B組
【所属】今の所なし

【容姿】
墨を溶かしたような黒色の髪、少し丸みのある優しい瞳はターコイズブルー。髪型にこだわりは無いようで、現在はざっくり短く切りっぱなしにしている。本人曰く邪魔じゃなければなんでも良い👌との事。人魚だったらしい祖父の隔世遺伝のおかげで、瞳の色は珍しい青緑色をしており陽の光に弱い。そのためサングラスを常備している。鼻の頭にソバカスがある

○寝る子は育つ、とよく言ったもので彼の身長は彼の家族の中では群を抜いて大きい170cm。学園内では小さいのかも……?そんな彼の腰からは髪と同じ色をしたサメの尾ビレが生えており、生え際の辺りには棘のような小さな突起が生えている。日常生活で邪魔にならないよう魔法で消している。嬉しかったり楽しかったり、感情の起伏によっては抑えきれずに飛び出てきてしまうことも。やけに握力や腕力があるのは、両親が身体を心配して筋トレやら体術等の体を使う事を勧めたため。彼自身も自分で自分の管理をしたいと考えていたので、真面目に取り組んだ影響

○制服はきちんと着こなしているが、直ぐに寝てしまうのでくちゃくちゃになっていることも多い。ネクタイを結ぶのが苦手で、いつも斜めになっていたり結び目が変になっている。ポケットにサングラスを忍ばせている。グラデーションの色が着いたもの。右耳と左耳両方に1つずつピアス穴があり、ボールタイプのピアスを好んで付けている。首から下がる革紐には有刺鉄線で作ったリングが下がっている、大事なお守りなんだそう。左腕の内側に削ったような大きな傷跡がある

【性格】
年齢不相応に精神年齢が低く、好奇心の塊。気になるものはなんでも追いかけて行ってしまう。思考よりも本能的に体が動いてしまうらしい。物事の分別は付いているが、時折真っ直ぐすぎる言葉を吐いてしまったり、力加減を見誤って掴んだものを握り潰してしまうことがある様。その際に教えられれば理解して反省する、そしてしっかり落ち込む。しかし、1日経てば元に戻っているので心配しすぎなくとも良い。会話のさなかデリケートな話(相手の過去や踏み入ってはいけないと思われる範疇)になると口を閉じる。相手を傷つけてしまうかもしれないので、頷く位の合いの手しか出来ない。その代わりにコミュ力が高いので、学年性別関係なく友人となることができる。先輩風は皆無であるが、後輩力は高いだろう。
彼と友達になれたとしたら、彼は相手のことを本当に大事にするだろう。誕生日には毎年プレゼントを渡すし、見かけたら絶対に話しかけに行く。もし友人や大切な人が傷つけられたと彼が知ったら、容赦はしないだろう。

【備考】
○一人称/ボク
二人称/君、貴方
三人称/君達

○彼は言うなれば過眠症と言うものに罹患している。突然睡魔が襲い、何をしていてもスコンと意識が途絶えてしまう。2.30分もすれば直ぐに起きるのだが、その間は昏昏と眠ってしまう。しかし病院では特に異常はない様で、どうも原因は祖父が受けていた呪いのせいだという。彼の母方の祖父は元人魚で、祖母との婚姻を結ぶ際に完全に人間になることを条件として挙げられた。仕方がなく近隣に居た海の魔女の力を借りて人間になったのは良いものの、対価として孫に呪いをかけられたらしい。一族の繁栄を阻止する目的があったとか、なかったとか。
現在は自身で作り上げた魔法薬により、一時的に睡魔を抑える事が出来ているが効果は2時間程度しかない。薬の飲み直しが必要であったり、体調面や魔法薬そのものの出来によっては効果が減少することもある。彼はその呪いに反抗するため、強いてはこの特異体質で家族を困らせたくないが故、この学校に進学したのだ。

○呪い
彼は幼い頃に呪いが発症してからというもの、起きている時間の方が短かった。そのせいもあり、友人関係はほとんど無く、同じ位の歳の人との会話や関わりが持てず、社会勉強がなかなか出来なかった。そのお陰で体の成長に精神年齢の成長が追いつくことが出来ず、今のように中身はまだ幼いのだ。
彼が7歳になろうかと言う頃合い、彼はまた夢を見ていた。内容ははっきりしないがいい夢で無かった事は間違いない。何とか夢から脱出しようと、手近にあったナイフを取り左手に突き立てた。ずっ、と下に刃を引けば鮮血が溢れ耐えられない痛みに襲われる。泣きじゃくりながら気づいたのだ、今自分は“現実“に居るのだと。その出来事があってから、祖父に作ってもらった有刺鉄線のリングを着けるようになった。ぎゅっと握りしめ、痛みがなければ夢だと気づけるように。

【個人魔法】
○羊とスキップ
予知夢を見ることが出来る。
魔法を行使した一番最初の睡眠で彼は夢を見る、それは今後3日間の何処で起こる出来事。何時発生するかは分からないが、見たものは確実に現実になる。予知夢を見ている間は何をされても決して起きることは無く、無防備な状態となってしまう。
この個人魔法で見た夢は、普通の睡眠時に見るような夢とは違って確実に記憶できる。
羊とスキップしながら見守ろう、その夢が苦しくとも辛くとも。

「時々…怖くなるんだ。ボクの魔法は予知夢じゃなくて、間接的に現実へ干渉してるんじゃないかって…はは、そんな事ある訳ないんだけどね!」

【好】
○甘いもの
「ばあちゃんが作ってくれた焼き芋がいっちばん美味しかったなぁ」
中でも焼き芋が1番だそう、甘くてねっとりしてるのが好き!

○動物
「大きな子が好きだよ。小さい子は握りつぶしちゃいそうになるから心配なんだ」
ふわふわな動物が好き。小さい子は見てるだけで十分かな

○自分の知らないこと
「何それ!凄い✨️もっと近くで見てもいい?」
彼の好奇心は留まるところを知らない。いつか猫のようにならないといいが

【嫌】
○辛いもの
「苦いより辛い方が苦手なんだぁ〜くしゃみが出る」
一時期睡魔を辛さで何とかしようと思った事があったが、とんでもない目にあったため

○眩しいもの
「陽の光とかはちょっとだけ…でもサングラスをかけたら大丈夫!」
彼の目は普通の人よりも色素が薄い。そのためサングラスを常備しており、外に出る際には着けるようにしている

【得手】
○魔法薬学
「測ったりするのは面倒だけど、それさえ守れば何でも作れるから楽しいよ」
自身の薬を作らねばならないため、いつの間にか得意分野になっていた。これ以外の勉学は若干苦手

○運動
「走るのも泳ぐのも好き、どっちかと言うと水中の方が良いかも!」
陽の光に弱いのもあるのか、水中の方が良いらしい。ちなみに体術も得意だったりする

○力仕事
「それと僕の荷物、交換こしない?そっちの方が重そう」
体が大きいお陰が腕力があるため重いものはなんでも任せてください

【不得手】
○座学
「言い訳したくないけど、やっぱり座ってる授業って動いている時よりも倍眠いんだよね…えへへ」
自身の体質のもあるが、やはり座ったままは眠い様。いつの間にか頭が机にくっついている

○攻撃魔法
「……んー。人を傷つけるのは好きじゃないよ」
不得手というよりは使いたくない様子。魔法よりもぶん殴った方が早いと思っている

【属性】
攻受両刀

【SV】
「あッ、初めまして…だよね!ボクは夢波彗です。時々廊下とか道端で寝てるけど、気にしないでね。これから宜しく〜!」
「わ〜ッ、それすごい✨どうやってやッたの?教えて教えて!」
「……ん…はッ!!あ。おはよう〜、もしかしてボク道端で寝てたのかぁ。拾ってくれてありがとう」
「あぁ、良かった……これは“現実“だね。夢かと思っちゃった……」
「1日中起きてられたら、きっともっと皆と一緒に過ごせるんだろうなぁ〜……」
「攻撃魔法はあんまり使いたくないんだ〜。それに、ボクの友達を傷つけた人に容赦はしたくない」

「起きる度に貴方が居てくれて“おはよう“が聞ける事が、とっても嬉しいよ」


【CP】
可能

【募集関係】
○親友(立場不問/1名)
相手も彼も互いに学校生活を楽しく過ごせる関係。時には道端で眠りこけた彼を回収する係にもなってしまうかもしれない

○頼れる先輩(2,3年生/1〜2名)
貴方のことを彼は尊敬している、勉強面でも人としても。貴方の技術を少しでも身につけられるように、傍で見ていることが多いかもしれない

○ちょっとだけ苦手な人(立場不問/1名)
彼は嫌いな人は作らないようにしているが、貴方のことが少しだけ苦手なようだ。でも、仲良くしたいとは思っている

○恋人 (立場不問/1名)
貴方と彼は恋仲です。彼はあなたの事を何よりも大切に思い、できる限り貴方の助けとなりたいと考えています。
貴方と一緒に過ごす時間は、絶対に起きておくって決めてるんだ

○友人(立場不問/たっくさん)
彼が学校生活をより楽しく面白く過ごすためにはあなた方の存在が必要不可欠。いろんな思い出を作れると良いですね。
楽しい事も悲しい事も、皆と過ごしたい!

○他にも何でも関係を募集させて頂きます〜!!何でもお声かけください
海ひつじ屋め〜か〜様をお借りしました
サングラス装着時
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山野さん (910hqdrp)2024/2/26 10:37 (No.96429)削除
【名前】 長尾 舷空(ながお げんくう)
【性別】男
【年齢】16歳
【身長】176cm
【種族】人魚
【水生生物】ナマズ
・生息環境:池沼、中流から下流域にかけて見られ、沈んだ木など隠れ場所の多い区域を好む。

・食性:夜行性で、稚魚は半底生性の浮遊動物や小型底生動物を食べる。成魚になると、他の魚や甲殻類、カエルなど大量に捕食する。

・体:頭が大きく、胴体は尾ビレに向かってすぼまる。体色は黒褐色と黄褐色のまだら模様。体表に鱗がなく粘液による滑りが強い。口ひげは上下両顎に2本ずつの計4本持つ。

【寮】リーヴェイス寮
【学年】2年A組
【所属】書道部

・書道部:墨は書き手自身を映す鏡である。書道は集中し気を整え、自分自身と向き合う手段である。個性を引き出し、己の弱点を認め、成長する……素晴らしいものではないだろうか。俺は、芸術の中でも書道が好きだ。

【容姿】
・髪:仙斎茶色の髪をウルフカットにしている。後ろ髪は腰あたりまで伸びている。短く切っている部分は癖がついてしまったのか自由に跳ねている。伸ばしている部分は髪の重みか元々か、綺麗なストレートだ。

・目:山鳩色の瞳の猫目で、寮カラーのアイラインを入れている。休日は代赭色のアイラインに変わっている。

・服装:学校指定の制服を着用。ワイシャツは白を選択。日によっては黒を着用していることもある。基本的には上着もベストもきちんと着用しているが、そこまで寒くない日はカーディガンに変えている。夏はもちろん半袖。胸ポケットにはボールペンとメモ帳がいつも入っている。上着のポケットにはハンカチとティッシュ、ベストのポケットには絆創膏と生徒手帳。持っていて損は無いだろうと色々ポケットに入れている。靴は無難にローファー(少し高さがあるため身長が+4cmされる)

・その他:産まれた時に開けられたらしく、意外なことにピアスをつけている。額と後ろ髪に紛れて触覚(味蕾。所謂ナマズのヒゲ)が計4本生えている。感情に合わせて動くこともあるが、基本的には大人しくじっとしている。やろうと思えば触覚を消して、より人間らしい姿になることが出来る。でもなんだか痒くなってしまうのであまりやらない。

感情が昂るとナマズ特有のヌメリが出てくる。はたから見たら溶けているように見えるが、溶けている訳では無いから安心して欲しい。


【性格】
・生真面目で凛としている無口な男。真面目であるがゆえ、人に迷惑をかけたくないとなかなか周囲を頼らないきらいがある。本当に困った時ほど黙ってしまう。随分と子どもらしくない子だと言えばそうだし、思春期特有の〜と言われればそうかもしれない。とにかく彼は、1人でどうにかしようとしがちである。勿論、先生方や先輩方を頼る事もあるが…大抵はほぼ解決しかけで確信付けの為に質問するといったものばかりだ。

・鯰とは臆病な生き物である。しかし、彼はリーヴェイス寮にに所属できるほどの勇気や大胆さがある。守りたい者の為ならば、きっとどんな事だってできてしまう。誰彼構わず手を差し伸べるほどの優しさは彼には無い。けれど、手は差し伸べずとも新たな選択肢を、道を指し示してくれる。でも彼は、どう足掻いたって鯰なのだ。ほんの少しの事で日常を壊してしまうのでは無いかと、日々怯えて生きている。そんなこともあり、彼は心配性だ。

諸行無常と言うけれど、それでも現状維持を望んでしまうのは彼の弱さのせいか。

・普段声を荒らげるようなことは滅多にない。が、友人が本当に危ない目にあったりすると大声で怒鳴ってしまう。まぁ、当たり前だろう。余談だが、彼が泣くのも滅多にないことである。笑う事は勿論あるが、大抵は小さく笑うばかりで大笑い等はしない。

【備考】
・一人称:俺
・二人称:お前、呼び捨て、○○さん、○○先生
・喋り方:ゆったりしているが凛とした声。年上の人には絶対に敬語を使う。

・大鯰について(wiki抜粋):地震にまつわる古代の世界観として、地底には巨大な毒蛇が棲んでおり、このヘビが身動きをするのが地震である、という「世界蛇」伝説が存在していた。江戸時代初期までは、竜蛇が日本列島を取り巻いており、その頭と尾が位置するのが鹿島神宮と香取神宮にあたり、両神宮が頭と尾をそれぞれ要石で押さえつけ、地震を鎮めているとされた。しかし、江戸時代後期になると、民間信仰からこの竜蛇がナマズになり、やがてこれが主流になった。ただし、三重県にある大村神社には、天平神護3年(767年)に武甕槌大神と経津主神が常陸・下総の国より奈良の三笠山遷幸の途次、大村神社に御休息し地下の大鯰を鎮める要石を奉鎮したと伝わっている。

以上のことから、鯰は地震を引き起こす龍蛇の末裔であると解釈。

・龍蛇の末裔:『鯰は龍蛇の末裔である。その血が濃く、力が強ければ強いほど姿形は魚から遠ざかる』
とある田舎町に、長尾という人魚が暮らす屋敷があった。長尾の人魚はかの龍蛇の末裔であり、その町の長であった。長尾の子は、地を鎮め、振動に耳を傾ける事で弱き者を守り生きてゆくことこそが貴き者のつとめであると幼い頃から教育される。実際に、龍蛇としての力が残っているのか…そんな事は誰にも分からない。揺れを感じることは出来ても、鎮めることまでは出来ないかもしれない。それでも我々はやらねばならない。鯰は臆病な生き物だ。何かに怯える気持ちは痛いほどわかるのだ。町の人々を、揺れに対する恐怖から救うため、その気持ちに寄り添うため、我々一族は揺れに敏感でなければならないのだ。

・長男:彼は長尾家の一人息子であり、唯一振動を真に感じ取れる者である。彼の個人魔法が偶然か必然か、揺れに関係するものだったのだ。それに気づいた日から、彼は龍蛇の真の末裔として町の人々から崇められることとなった。それは、良いことでもあり悪い事でもある。何故ならば、人々の揺れに対する恐怖が彼に集中してしまう可能性があるからだ。故に、長尾家の者は彼に過保護であるようになった。それに対し本人は、少なくとも良い気持ちは抱いていない。

・選択教科:魔法実技(防御術/治療術)、錬金術、占い術、剣術、音楽

【個人魔法】
『洗耳恭聴』
-Resounding-

・振動に耳を傾けられる者だけがなせる技。揺れを呼び寄せ自在に操ることが出来る。対象を指定し、揺れを起こさせるor鎮める技だ。対象のサイズが大きいほど術者への負担も大きくなる。

・対象のサイズが大きくなるほど、術者の体にも揺れが発生しやすくなる。自分の身長程のサイズ以上であれば、数時間腕に痺れを感じる程度。酷い時は頭痛と揺れによる吐き気。2倍以上のサイズになると揺れによる骨折や皮膚の裂傷。……と言ったようにどんどん酷くなっていく。建物や地を揺らすレベルとなると、術者はほぼ100%死亡するだろう。

・以上の情報は長尾家代々に伝わる龍蛇の技だそうだ。彼の個人魔法がこれと全く同じかどうかはまだ不明である。

・使い方によってはとても便利。例えば……砂がめちゃくちゃついた靴にこの個人魔法を使用することで、砂を完全に払い落とすなど…精密調整が必要だが、案外役に立つ使用方法が存在する。というか、ものはいいよう。ただのペンを震わせて小型マッサージ機にできたりしちゃう。やったぜ。便利。

【好】
・学び:知識を付けることは嫌いではない。寧ろ、己の成長を感じることが出来るため好ましく思う。
・書道:書道は調和をはかる芸術である
・納豆ご飯と蛙:とても美味しいと思う。が、苦手な者も多いだろう。食堂では食べない。

【嫌】
・大きな音:…あまり好ましいとは思わない。あまり大きな音を聞くと……胸が痛む(ビビり)
・辛すぎるもの:痛い。激辛は流石に食べれないな。ピリ辛であれば美味いと感じる。
・スプラッター映画:見ていて痛い。ホラーは平気だが。

【得手】
・強いて言うならずっと静かにしていること:特にこれといって得意なことは思いつかない。すまない。

【不得手】
・剣術:どちらかと言うと長物や弓を扱う方が得意であるため、苦手意識がある。
・音楽:授業だから仕方ないが、人前でしなければない事に苦手意識を持ってしまう。他人に見せられるほど秀でている訳でもないからな。

【属性】
未定、相手に合わせる

【SV】
「長尾舷空だ。これからよろしく頼む。…好きなように呼べばいい。………変なあだ名はやめてくれ。」

「……今日は、午後からの外部活動は控えた方がいいだろう。これから雨が降るようだ。」

「確かに、鯰は龍蛇の末裔ではあるが…その血は薄い。地を揺らすことは不可能だ。可能だとしてもする気は無い。」

「俺が、副寮長…?……俺のような未熟者に務まるものだろうか。いや、……選ばれたからにはそのような事で悩んでいる暇はない。出来ることをしよう。これも成長する良い機会だ。寮生の為にも、寮長の為にも尽力しよう。」

「俺では頼りないかもしれないが……何かあれば、いつでも相談に乗ろう。そのくらいは、させてもらいたい。…友人を想ってのことだ。………嫌なら、構わない。」

「…おはよう。……?…気のせいではないだろうか。俺は笑った覚えがない。……まだ寝惚けているようだな、顔を洗ってくるといい。ほら、ハンカチだが……ないよりはマシだろう。貸してやる。」

「……きっと、俺はお前の事が好きでたまらないんだろう。…心臓が、五月蝿いんだ。」

【CP】
CP可!ご縁があれば是非!

【募集関係】
・主従(1人)
幼い頃の彼を知っており、世話をしてきた人物が貴方だ。今の彼をどう思っており、今までどのように過ごしてきたのかは貴方次第。
「…次期当主だからと言って、俺に尽くす必要は無い」

・同室(生徒1人)
部屋の中でも無口で真面目な彼。きっと今どきの高校生とは思えないほどの早寝早起きなのだろうと思ったが、実は違うらしい。平日は遅寝早起き、休日は遅寝遅起な彼に貴方は何を思うだろうか。
「お前はまだ寝なくていいのか?……俺はこれを読み終えてから寝る」

・恋仲(1人)
彼の心を揺らすのは貴方だけ。この揺れは鎮まるどころか、益々大きくなってゆくばかり。困惑しつつも生真面目な彼は、貴方を真っ直ぐ見つめて口を開いた。何を言われるかなんて、貴方にしか知りようがないことだろう。
「…なんでもない。気にしないでくれ。」

※上記以外の関係も大歓迎です!お気軽にお声掛けください!
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さん (90gbto9c)2024/2/17 23:58 (No.95551)削除
【 名前 】
Varitas・Jupiter = maguna・Maleficium・De・Aurelio
( ウェリタス・ユピテル = マグナ・マレフィキウム・デ・アウレリオ )

【 性別 】男

【 年齢 】18

【 身長 】188cm

【 種族 】人魚

【 水生生物 】リュウグウノツカイ

【 寮 】トゥワントヘイス寮

【 学年 】3 - C

【 所属 】
生徒会執行部 ( 生徒会長 )
/ 部活動 無所属

【 容姿 】
―― 彼の姿は一国を背負うに足るものだ。

 ┈┈┈┈┈

燃えるような真紅の髪は艶やかな彩度と艶を持ち、ひと目で良い物を使い、手入れを怠っていない事がわかるだろう。表面に位置する髪はその彩度を毛先まで保ち続けるが、他は徐々に色を変化させていく。色の先は白銅色、長さは膝を超えたものだが、その毛先も見事なまでに髪の質が保たれている。
赤を保つ髪は耳上で纏めあげられ、左右に一束ずつ、少しばかり癖づいた束を簪に巻き付ける形で分別している。これは態々そうしている、というよりは彼が簪を付ける際における癖に似ている。
顔横に落とす他より短い髪もまた赤く、その左右を紅碧と赤が交互に重なり合って位置している。途中で拗られてはいるが、これもまた癖、謂わば生態のようなものだ。


 ┈┈┈┈┈

髪と同じ真紅の瞳、元々が黒に近い睫毛は赤く染まるように色彩を施し、ハッキリとした影を瞳に落とす。意志力、自信、ともすれば圧を与える事に慣れた眼光、それを誤魔化す事などないが意図的に撒き散らす事もそうない。平均よりほんの僅かだけ吊った眦は穏和よりも豁然、溌剌たる印象を与えるだろう。その瞳の上、額の真ん中には生まれつき真紅の紋様が刻まれている。

値段でその全てを測れるわけではないが、目を見張る程高価な衣類や調度品を身に纏っても浮かないどころか調和する程、彼の容姿や立ち振る舞いは端正で毅然としたものだ。弱っている姿が似合わない、と言えば多少語弊はあるが、少なくとも印象だけを見るなら想像もつかない。活発で意欲的、騒然とした、などの形容詞が似合う様とは違った観点において、その立姿があまりにも自然体であるが故、弱味に想像が付かない、というのが適切だ。


 ┈┈┈┈┈

整然とした印象を受けないのは外された第一釦や前を開けたジャケットによるものが大きい。それに加え、規定外の装飾品を身に付けているからか。
片耳に下げたピアス、髪を彩る真珠に簪、簪に吊り下げた宝石、睫毛を彩るメイク、襟に付けた金のラペルチェーン、珊瑚を用いたネクタイピン。彼の姿は此処だけ見ればとても生徒会長とは思えない程。おまけに見る者が見れば一目瞭然でわかる程、 たかが学校における日常生活で身に付けるには高価なものだ。

私服もあまり簡素にしては自身が浮いてしまうとラフなものはそこまで好まないが、派手で煌びやかな服装というよりは良い物で纏めたものが多い。靴やアクセサリー類もそれと同じく。衣類はサザリウム内で買ったものよりは実家から持参したものなどの方が持ち合わせは多いが、ごく稀に量産品を身に纏う事もあるそうな。


【 性格 】

 𝐐. 王族、といえば?

 ┈┈┈┈┈

 💗「 やっぱり王子様! 」💗

✨「 きらきらとした優男? 」✨


―― 堂々として威厳がある。歳にしては風格がある。
―― 国威の象徴、畏敬を齎す君主。彼が纏う雰囲気は本来、其方が “ 正しい ” ものだ。

生徒会長として学内で息をする彼は明朗かつ鷹揚だ。冗談だって口にするし、面白そうな事には存外気軽に手を出しもする。規則に厳格かといえばそうでもなく、大事な者、損益の為なら立場を存分に奮う事も厭わない。抜け穴を探すのだって上手い方だ、実行するかどうかは時と場合によるけれど。

また、これはイメージ通り ―― 否、イメージよりも先行するものだが、他と比べても目を惹く存在感がある。響き通らせる事に慣れきった声音、目を引く色彩、いつ何時も崩れない余裕。間違いなど何一つないと思わせるような威徳は自信にも似ていて、その実なんの根拠もなく人を信じ込ませる事に長ける生まれ持った才能であり、技術である。
詐欺師のような巧みさはない、ただ、立場を以て断言すれば人は「 そういうものだ 」と思い込む。所謂、劇場のイドラに限りなく近いものだ。


 ┈┈┈┈┈

🏰「 良い所で育ったんでしょ? 」🏰

⚡️「 世間知らずなお坊ちゃん。 」⚡️


―― 教鞭を振るう者には意欲を。上級生には敬意を。同級生には友情を。下級生には慈愛を。
―― 彼の振る舞いはあくまで学校生活という舞台の中で全く違和感のないものだ。

とある深海に位置する国で王族として生を受けた彼は、自身の血筋をひけらかす事もなければ隠し立てる事もない。ありのまま、素の姿のままに彼は学園の中に存在している。威厳、風格、所作、知識、生立ち、将来、その全てにおいて彼自身の事を誤魔化す気もないのに、彼はあくまで自身の事を “ 一生徒 ” と云う。
それは「 自分が一生徒に成るべき 」という意図では全くなく、「 経歴も含めた自分という個 」ですらもこの学園ではただの一生徒に過ぎないという認識から成るものだ。

生まれや育ちによる違いを理解していながら、彼はそれを当たり前のように振る舞っている。だから彼は平然と、なんとなしに凡そ一般人では有り得ない金銭感覚で物を話すし、学生らしからぬ尺度で意見を述べる事もある。それは驕りでも自慢でもなんでもない、彼の中での “ 当たり前 ” であるだけだ。


 ┈┈┈┈┈

   🎭「 隙なんてなさそう。 」🎭

💭「 何考えてるか想像もつかないなぁ。 」💭


―― 彼の素顔は “ 王としての表情 ” で在るべきだ。
―― 何故なら彼は、その為に生まれ、生きているのだから。

彼が仮面を被れば見破れる者など稀有だろうが、それを彼は驚く程に上手い塩梅で付け外す。損得勘定などといったものではない、これは彼が学び彼が身につけて然るべき処世術に近い。見せていい感情、適切な反応反射、敏い者には分かる程度の機微、隠し通すべき情動、それら全てを操ってこそ、善悪渦巻く王侯貴族の中で頂点に君臨して息が出来る。傀儡になる隙など見せてはならないが、隙ひとつない完璧超人であれば良いという単純な話でもない。

とはいえ、彼は学園生活の中でそこまで何かを考えながら過ごしているわけではない。彼が在るべき姿は彼の心底から染み付いて最早離れることなど出来ようもないだけで、彼は案外単純に見える。遊びに誘われれば喜ぶし、仕事が忙しくなれば辟易もする。触れた事のないものには興味を示し、揃いのものを嬉しがる。彼の前で彼の義兄や友人を褒めればさぞ嬉しそうに同意してくれる事だろう。
それが本心か本心でないかはそう重要ではない。大切なのは、そう在るという事実のみだ。


 ┈┈┈┈┈


 𝐀. どれも( 不 )正解!


【 備考 】
一人称:俺 / ( 私 )
二人称:君、貴方、( 名前 ) / ( お前 )

〈 選択科目 〉
魔法実技( 攻撃、防衛 )、体育、占い術、剣術、美術専攻


 ┈┈┈┈┈
 - ̗̀ 🎗 ̖́-‪‪

「 手本とするのは尊敬する人物にすると良い。俺はあくまでこの学園に在籍する現生徒の代表に過ぎないのだから! 」

「 この学園には素晴らしい教師や生徒が沢山居る。先輩は勿論、今君達の横にいる同級生も含めて、だ! その目で見定め、なりたい姿を模索し追究するにはもってこいの場所だろう。 」
「 三年間、人によってはもっと長い間。この学び舎での生活はきっと稀有な経験となる。俺が保証しよう! 」


―― 彼は “ 生徒会長 ” である。

生徒会長たるもの、生徒の模範であるべきだ。赤点、補習などは以ての外、平均点を割る事も出自故か容易に認められたものではない。安定して九割以上を叩き出すのはその教養や地力、また知識を吸収する事への慣れが要因だろう。勿論努力だって窺える。
それは会長になってからの話ではなく、生徒会執行部のひとりであった一年生の頃から変わらず、けれど自身より優れた成績を持つ者への拘りもあまり感じられない。「 凄いな、俺も見習おう。 」と、ただそれだけ。

生徒会長たるもの、全ての生徒の事を覚えていて然るべきだ。委員や部、寮の長といった主要な生徒の事は勿論、目に止まった者達の事も強く記憶している。彼にもし何かを告げ、それが次回に実ったとするならどんなくだらない事でも彼は共に喜んでくれるだろう。

生徒会長たるもの、生徒会執行部の面々には気を払うべきだ。彼にそんな思惑があるかは兎も角、それぞれの仕事を気に掛けている様子は多く見られ、作業を分配するのも気を遣うのも随分と巧くやってみせる。彼の元でなら仕事に追われて潰れることも早々ないだろう。

生徒会長、とはいえ ―― 風紀に関しては風紀委員がいる。おまけに制服だって改編が可能。ならば自分がとやかく考える必要もないだろうと身軽な格好を好み、他の生徒に対しても何かを言う事は殆どない。何せ、それを言い始めたら自分の身なりなど殆どが学業には関係ないのだから。

人の目がある以上は平等であるべきだとか、そういった観点も勿論彼は頭に入れているが、必要とあれば平然とした顔、まるで真実のように嘯く事も厭わない。畢竟、彼は存外身内贔屓だ。特に、幼い頃から共に育った義兄に対してはかなり、いや、結構なもの。
大切にしたい、大事にしたい、傷付いて欲しくない ――― これらは彼の我儘だ。


「 前に立つのは慣れたものだからな。それに、アレは当たり前のことをそれらしく言っているだけだ。 」
「 多感な十代の頃における三年間にも渡る体験は、どこで何をしようと稀有になるものさ。俺も含めて、な。 」


 ┈┈┈┈┈
  °✧︎. 💎 .✧︎*。

耳に下げたピアスと、髪を纏める簪にはそれぞれ大きさの違うホワイトマリンが用いられている。

ピアスは義兄の瞳の色に似た花緑青と白が吊り下がり、簪にも同じような色合いの宝飾を使っている。また、それでは不十分と判断されたのか、別にブレスレットやアンクレットに指輪など、ホワイトマリンとハイジュエリーや貴金属で設えられた特注品のアクセサリーも保有してはいるらしい。時折、休日の私服によっては身につけている様子が見られる。

過度なホワイトマリンに現れている懸念は仕方のない話だ。彼の実母、王妃は白化病によって眠り続けており、彼もその瞳の色を写実でしか目にした事がない。血筋や神威を重視する国においての価値観故と、彼はそう判断したからこそそれを受け取り、時折身に纏いながら部屋に置いている。


 ┈┈┈┈┈
  𓈒𓂃 👑 𓂃 𓈒

「 王族の為に国が在るんじゃない。 」
「 民の為に国があり、それを治める王が居るだけ。 」

「 ――― 君の思う王族は、民の偶像に過ぎない。 」


―― 彼はとある国の王族であり、王位継承者である。

所謂箔付け、若しくは人脈作りの為に学園に入学したと言っても良い。そこに彼自身の意思はなく、強いていうなら納得だけがあった。彼には魔法の才覚もあり、また祖国が学園に多額の布施、いわば投資をしているのは知り得て当然の情報であって、それだけの価値があると判断もしている。
例えある程度の監視下ではあれど義兄と共に国の外で学生が出来るというのは稀有な体験だと、そう心が浮き足立っていたはいたが。

王族たるもの、様々な理解と見識を持ち、隙を見せてはならない。芸術乗馬に剣術舞踊、諸外国の言語や傾向、正確で粗のない執務、彼が多彩と言える程にそれらを熟しているのは相応の教育を受けてきたが故。その甲斐あってか彼は歴代王家の中でも優秀であり、大抵の家臣や国民からの信頼も厚い。国を背負う自覚も重い責任の覚悟も備えている。

また、常に思慮深く、時に大胆であるべきだ。彼は客観視に長けており、他者から見た自身の姿立ち振る舞いがどのように映っているかを常に把握している。しかしそれは権益を求めた陰謀渦巻く社会で得たものだ、学内で通用するかは定かではない。
相応の立場にあるならば、常に他者を疑い信じるべきだ。信は疑の先にのみ存在し、それもまた、心を許すものであってはならない。政務、能力、人格、それらのすべてを信用しようとも、感情だけは信じてはならない。感情から為る盲目が許される立場に彼はいない。

すべては偏に国を治める為。かつて幻とすら呼ばれた種が治める、深海の国を護る為。


「 ただ、その偶像も間違いではない。 」

「 君が思う姿がより良ければ良い程、君の国は良い国だ。 」
「 逆も然り。 」

「 もし困った事があれば俺に連絡してくると良い!学友との外交なら喜んで請け負おう! 」


 ┈┈┈┈┈

 ... 🏰 ...

「 俺は、 」

深海に住まう、滅多に海上に現れない種が治める国がある。彼はそこで王太子 ―― 未来の王として生を受けた。
誕生から暫くして王妃が白化病で眠りに付き、第二子は望めなくなった事によって彼の価値はその国で留まる事を知れない程にもなった。その手腕には国の未来が掛けられ、愚者であれば国を操れる。唯一の子の命を奪えば将来が大きく変わる。

彼の教育は熾烈を極めた。何せ、代わりは居ない。その血筋を継ぐ者は唯一、彼のみだ。


「 ―― わたし、は。 」


正しい理由は国王以外の誰も知らない。決まり事か、代替品か、幼い彼の隣には色彩の異なる同い歳の義兄が出来た。幼いながらに王族として育てられ愛に飢えた彼の心を掴むには、その存在は十分過ぎる程だった。彼が “ 兄 ” を慕う言葉は相応の子供らしさが詰まっていて、唯一の血統として施される教育の中でのただひとつの拠り所だった。

―― 義兄に与えられていた傷を知ったのは、両手にも到底満たない8つの頃。
背を庇い覆い被さった時の痛みを、未来永劫忘れる事は無い。思惑通りか否か、彼に未来の王としての自覚と覚悟が生まれたのはそれからだ。



「 王がすべての民が為に存在するというのなら、 」

「 義兄上だって、私の民に違いない。 」


「 王が国の為に身を窶すのなら、私の心の遍く全ては民のものだ。 」


「 ――― どうか、 “ ▓ ” の心を奪わないでくれ。 」


 ┈┈┈┈┈


 “ 王とは孤独であるべきだ。
   もしそうでないなら、君主国家は成立し得ない。 ” 


彼に「 家族の愛 」という感情を教えたのは紛れもない義兄だ。
彼に「 恐怖 」を教えたのも、言いようによっては同じ人物である。

彼が義兄に対し、大して人目を憚らず思うが儘に振舞うのは学び舎でのみ。
彼は恐れている。義兄に振り掛かる災禍のすべてを。

彼は知っている。この愛は、玉座に立つには過分なものだと。


 「 ―― 儘ならないものだな。 」



【 個人魔法 】
〈 Sol omnibus lucet 〉


  ― 我が国に光り輝く陽光は届かない ―
  ―― なれば、私が光輝となろう ――

 王が玉座に君臨する瞬間、国は力を得る。



杖を振るい、槍杖を掲げ、地に一突き。
それは澄んだ高い音を響かせ、その地を中心とした球状に “ 国境 ” が制定される。境は目に見えず、理論上これは何処までも広げる事が可能だが、貴族も充てず領地を拡大しては王の負担が増えるばかり。
範囲によって必要な魔力は変動し、少なくとも彼が持つ魔力では祖国の領土に数十メートルを足したもののみが限度である。数十メートルの価値観は個々によるが、確実な事としては、戦場としてはあまりにも狭い、ということだ。祖国を戦場とするのを良しとしないのならば、多少は赴かねばならない。


国に攻め入る者は蹴散らすべきだろう?これは正当防衛だ。


―― 兵に鼓舞を。
“ 国境 ” 内における味方と認識した全ての者に “ 魔法出力の向上 ” 、 “ 消費魔力の減少 ” 、“ 身体能力向上 ” の影響を与える。度合いは “ 国境 ” 内にいる味方の数によって増減し、それは魔力を有している事が条件となる。これは魔法生物や召喚生物も同義とし、ただし、無機物は含まない。認識は魔力の分別によって付けられ、発動者は “ 識別 ” を必要とする。

数が多ければ多い程、国は勢力を増す。王の存在に兵は士気をあげるものだ。


―― 民に休息を。
先述した条件下において、“ 国境 ” 内における王が味方と認識した全ての者に “ 体力回復の促進 ” 、 “ 魔法による悪影響の低減 ” の影響を与える。度合いは “ 国境 ” 内にいる味方以外の数によって増減する。

数が多ければ多い程、国に安息を与える。王は民の疲れすらも肩に背負うものだ。


―― 王に情報を。
“ 国境内 ” の至る所では頻繁に陽炎にも似た歪みが生ずる。触れてもなんとも起こらない、ただの自然現象のようなものだ。それはこの魔法特有の “ 識別 ” を行う為の仲介であり、歪みを通して王は魔力を認識する。歪みの生じている瞬間はその周りの状況もが曖昧にではあれど伝達されるが、これは王から距離が遠ければ遠い程不透明になるものだ。

王は国の全てを知り、すべての咎を背負って立つものだ。


 ┈┈┈┈┈


生半可では済まない歪みから為る情報量、長時間の継続による魔力消費やマリンスノウの累積、民の安息によって溜まる疲弊。彼に課せられるのはこれだけではなく、立場が故の判断、思考、その全てを含めた固有魔法の継続時間は一日どころか半日保てるなら上々だ。“ 国境 ” 内における魔力を有する有機物や召喚物の数にも左右されるが。
また、その影響か魔法の発動中の隙が大きく、魔法を発動する事は出来ても威力や正確性に欠ける。手持ちの槍杖で直接撃退する方が余程マシだろう。
現状は固有魔法の発現時から取捨選択や並列思考の訓練を重ねた結果であり、最初はずっと酷い有様だったんだとか。


「 学内の訓練となると人数が足りず、そう何度も戦火など経験していない。個人魔法において、俺個人に対する正確なことはあまりわからないんだ。 」

「 ――― コレを使う日など、来なければ良いんだが。 」


【 好 】
➢ 義兄
「 最愛の家族と言えば相応しいだろうか。 」

➢ 学友
「 須らくが貴重なものだ。その縁も、その力も。嗚呼、打算は抜きにしろ、本当に素晴らしいものと思っているさ。 」

➢ 空
「 海上に上がった時しか見えないものだから、幼い頃はよく憧れていたんだ。 」

➢ 紅茶
「 落ち着いて休憩に丁度良いからな。淹れ方も学んだんだ。そうだ、一緒に飲むか? 」

➢ 散策、探検
「 知らない場所は総じて興味深いものだ。 ―― さて、格好を付けたところで、どうせはしゃいでしまうのだから仕方ないな! 俺の好きなように行っていいのか? 」


「 ……国?祖国の事か?好きというには些か言葉が軽いものだから省いたが、勿論俺は我が国、その民のすべてを愛している。当たり前だろう? 」


【 嫌 】
➢ 珍味
「 食せない事はない。……ただ、口には合わないな。 」

➢ 他人行儀
「 他人に間違いはないが……折角同じ学園に通っているんだ、打ち解けたい。 」

➢ 狭所
「 身動きが取れないと落ち着かない。怖い、とはまた少し違うが……まぁ、似たようなものか。 」

➢ 犠牲
「 犠牲の必要性くらいはわかっているが……物語や空想上で生物が死ぬ様は少し、堪える。 」


【 得手 】
➢ チェス
「 勝負でもしてくれるのか?……よし、折角だ、何か賭けようじゃないか! 」

➢ 火の形成
「 綺麗な水形の真似をしてみたくて、練習ばかりしていたらいつの間にか、な。 」

➢ ピアノ
「 唯一手放しで教育係が褒めてくれたものだ、珍しい事に驚いたのをよく覚えている。……意外か?出来て当たり前と評されるのは大衆の想像通りかとも思うが、ふむ、俺には其方の方が意外だな。 」

➢ マルチタスク
「 仕事は早く終わらせた方が良いだろう? 」

➢ 夜闇
「 夜目が利く、というか、暗闇で不便をしたことがない。 」


【 不得手 】
➢ 炭酸
「 不思議な感触に慣れないと言った方が正しいかもしれないな。なんというか……ぱちぱちする…… 」

➢ 冬
「 寒さや乾いた空気はどうにも苦手なんだ。 」

➢ 変装
「 どうにも、昔から苦手なんだ。変装して街に降りてはバレ、世話役によく叱られたのも懐かしい。……いや、変身術が苦手というわけではないんだが……、不思議だろう?俺も不思議だった。 」
「 まぁ、巧くやれと言われたら今は別だろうが……不得手ではあるな。 」


【 属性 】 両刀


【 SV 】
「 なんだ、知っているのか?何、別に不敬になどなりやしない。この身の全ては誤魔化しようもないが、ここに居る俺はただの生徒に過ぎないんだ。 」

「 嗚呼、捨ててくれて構わない。……?まだ使えるも何も、それ程贅沢品でもないのだから買い直した方が良い。なんなら後日、もう少しマシな物を渡そうか。ほら、それなら問題ないだろう? 」
「 取り寄せるとなると多少時間はかかるが、少しばかり我慢してくれ。 」

「 揃いのものは全部一身上の都合で押し通した!はは、俺は会長になってから我が強くなったわけじゃないのさ。 」

「 っな、んでそう危ないことばかりは覚えてる……!毒味も何もいりやしない!どれだ?どこのメモに書いてある、今すぐ破り捨ててやる! 」
「 ……せっかく一緒なんだ、同じものを、同じように食べたい。俺の望みより、受けた命の方が大事なのか……?……それなら俺は、何も言えないが……。 」

「 いや、何、此処で過ごすのもあともう少しだろう?少し寂しいと思っただけだ。俺はこの制服を脱ぎ祖国に帰れば途端、ただの王族に戻ってしまう。 」
「 ……君さえ良ければ、俺の学友として国に遊びに来ると良い。それなら貴賓扱いにはなるが饗しも出来る。流石に暫く待たねば諸々とごたついているだろうが……どう、だろうか? 」

「 俺は存外怖がりなんだ。それに、大事なものは大事に扱いたい性分でな。妃は然る血統から娶らねばならないし、愛しい者を妾にする気もない。 」


「 ほう? ―― ならば、相応の立場を以て応えようか。私に聞きたいことがあるのなら、問うてみると良い。恩義ならある、答えられる事は答えよう。 」
「 …………嗚呼、すまないな。怖かったか?礼儀を、と思ったんだが……はは、いつも通りの方が聞きやすいならそれでも構わない。 」


【 CP 】
不可

( ※ご縁があって近しいものが組めたとしても悲恋となります。ご了承ください。 )

( 彼は貴方を愛していても、隣に置くことはありません )
( 彼は貴方を蔑ろにしたくないのです )

 ⟡.·

 「 王とは孤独であるべきだ。
    愛する者より、国の為に生きねばならない。 」


【 募集関係 】
🗡 好敵手( 三年生 / 一人 )
── 成績、魔法の腕、もしかすればくだらない遊戯まで。学生らしく競い合うのは随分と楽しそうだ。
( 彼は貴方と彼なりに張り合っている )

♟️ 紙上の遊戯( 三年生 / 教師 / 一人 )
── 何がきっかけかはわからないが、一年生の頃から手紙のやり取りをずっとしているようだ。封の中にはチェスの譜がある。勝った負けたを繰り返し、しかし面と向かって盤を囲んだことはないんだとか。
( 彼は貴方の手紙を心待ちにしている )

🎼 鑑賞 ( 立場不問 / 一人 )
── どうやらその音楽か、それともパフォーマンスか、何かが随分とお気に召したらしい。例え大衆に評価されてなくとも、都合がつけば見に行き、その才を見ることを願う。
( 彼は貴方の才に魅入られている )

🗝 同室( 生徒 / 一人 )
── この学園に来てから初めての縁。互いに不慣れな暮らしを導くか放るかは、それぞれ次第。……部屋に置かれた私物の価値も、同様に。
( 彼は貴方を頼りにしている )

🏷 恩師( 教師 / 一人 )
── その生き様を見習い、そのように在ろうと密かに、否、もしかすれば目の前で宣誓が如く決意したのは一年生のはじめの頃。
( 彼は貴方をよく見ている )

⚡️ 蛇蝎( 立場不問 / 一人 )
── 立場上か、生い立ちが気に入らないか、とにかくどうやら随分と嫌われているらしい。嫌疑などには慣れたものだが、少しばかり物珍しい。
( 彼は貴方に興味がある )

☄️ 羨望( 立場不問 / 一人 )
── いつだって大事なものを率直に大事と叫ぶ様子が、したい事を真っ直ぐに貫けるその様がひどく羨ましくて、……それはいっそ、妬ましい程。
( 彼は貴方に悪影響を受けている )

 ┈┈┈┈┈

その他、記載していない関係でも喜んで食い付きます🎣
鶫からも関係持ち掛けるかと思います〜!よろしければ何卒🙌🏻
👑❤
さん (90gbto9c)2024/2/18 00:09削除
🔻関係( 随時追加 )

👑 義兄弟
Falsa・Jupiter = maguna・Maleficium・De・Aurelio ( / 玉響 様 )
── たったひとり、唯一無二。その存在に代わりなど居ない。どうか幸せであれと、そう、願う。
( 彼は貴方を愛している )
返信
返信1
玉響さん (90f3bd6r)2024/2/17 23:58 (No.95550)削除
「 ——— 高尚で気高き名を知ることを赦そう。 」

「 この名を呼び、この玉体に触れ、共に在れる泡沫の時を誇りに思うといい。 」

「 ………… ふ、ふふ、はははっ、なんてな。そう委縮しないでくれ、“ 冗談 ”だよ。 」


【 名前 】
Falsa・Juppiter=maguna・Maleficium・De・Aurelio
( ファルサ・ユピテル=マグナ・マレフィキウム・デ・アウレリオ )


「 ……君の考えが手に取るように分かる、長いだろう? 」

「 君の思う様、好きに呼んでくれて構わない。 」


【 性別 】 男性

【 年齢 】 18歳

【 身長 】 188cm

【 種族 】 人魚

【 水生生物 】 ナポレオンフィッシュ

【 寮 】 サーフェント寮

【 学年 】 3-C

【 所属 】 生徒会副会長 / 部活動未所属


【 容姿 】(⚠︎イラスト参照⚠︎)

「 この髪も、この瞳も、何一つだって好きじゃない。 」

「 けれどそれは些細なことだ。 」

「 風貌に『自我』など必要ない。 」

👑 ——— 𝐇𝐚𝐢𝐫

“ 翠玉の貴人。 ”
“ 彼は他の何よりも、そう述べるに相応しい。 ”

エメラルドグリーンに輝く、長く美しい髪は彼を語るのに外すことは出来ないだろう。
腰を超え膝を超え、脹脛の辺りまで根気強く伸ばされた髪は痛むことを知らぬ艶やかさで、指を通せど少しの引っかかりもない。
まるで宝石みたいだと称されることも多いそれは頭のてっぺんから毛先かけて、やや緩やかに色の変貌を魅せている。
ハーフアップに結わえた髪には、まるで砂漠に生きる蛇の様に変幻自在な髪飾りがひと巻。
意思があるように見えるそれは魔法道具の一種で、彼が合図を鳴らすなら、誰の手にも捕まらない滑らかな動きで解けてしまうのだ。

👑 ——— 𝐅𝐚𝐜𝐞

“ 眉目秀麗、そんなもの言われ慣れているかのような、 ”
“ ただ、『 高貴 』 。 ”

恐ろしささえ抱く整ったかんばせは、陶磁器のように白く滑らかな肌と、優しくも何処か冷ややかな微笑みを讃える一種の芸術品に違いない。
花緑青の澄んだ双眸は静かな光を宿し、少々つり目気味ではあるものの、優しげに下げられた眉でどうにか相殺が叶っているようで、差程高圧的だという印象は抱き辛いだろう。
成長期が早く来たのか、齢18という若輩にしては酷く大人びた風貌をしている。
麗人と言うに相応しい、やや長めの睫毛も『大人びている』と感じる一因になっていることは否めない。
決して微笑みを絶やさず、優しく細められた瞳で世界を眺めている。

👑 ——— 𝐂𝐥𝐨𝐭𝐡𝐞𝐬

“ 清く、正しく、美しく。 ”
“ 中身までそう出来なくとも、見てくれだけは。 ”

体付きは、どちらかと言うと靱やかだ。だが華奢では決してない。
SMAmにおける生徒会副会長という立場に着き、加えて失敗の許されない彼の出自がそうすることを強いているとでも言うかのように、素晴らしく模範的で注意の仕様も無い制服の着こなしが、約三年間絶やすことなく続けられている。
眩いくらいに白いシャツは糊付けがしっかりとされていて、寮指定色のスーツベストも、ブレザーも、ズボンよ裾に至るまで一切の汚れが見受けられず、そしてそれは襟に通されたネクタイにも例外なく言えること。
黒の革靴の紐をサーフェント寮を象徴する淡い水色に変えることまで余念なく。
シャツの襟には大振りのラペルチェーンが取り付けられていて、遠目で見ればシンプルながらも、左腕に取り付けられた生徒会の腕章も相まれば確かな地位を感じさせるものとなっている。

👑 ——— 𝐀𝐜𝐜𝐞𝐬𝐬𝐨𝐫𝐲

“ 着飾ることも時には重要である。 ”
“ 迂闊に下と見られては、根幹に関わりかねない。 ”

細くもしっかりと骨ばった両手には上質な革手袋を。手の甲の部分には、学校から配られた100カラットのホワイトマリンが埋め込まれており、常に肌身離さず所有することを想定されている様子。
右耳にはイヤーロブとアウターコンクに開けられた、何の変哲もない金色の二つのピアス、そして繋ぐチェーンが一束。
右耳には、イヤーロブとアウターコンク。そしてそのふたつのピアスを繋ぐチェーンが一束。
左耳には薔薇と蔦を象った金のピアス。小さなホワイトマリンがひとつと、それに並び光を放つ紅玉が埋め込まれたそれは、何にも優る彼のお気に入りとなっている。
服に隠れて見えないが、首元には家紋の記されたネックレスが掛けられており、発信機と通信機の役割を担っているようだ。



【 性格 】

「 …… 嗚呼、珍しい。私に用があるのか。それは申し訳ないことをした。 」

「 ———ところで、君は私の知り合いで間違いないか? 」

「 すまない、覚えていなくてね。 」

👑 ——— 𝐄𝐬𝐬𝐞𝐧𝐭𝐢𝐚𝐥𝐥𝐲

“ 波風を好まない平和主義者。 ”
“ 決して臆病者ではなく、唯、見守るのみを良しとして。 ”

彼を一言で言うのならばひどく穏やかで、子守唄を歌うように優しくゆったりとものを喋る人だ。
心を落ち着かせる声を持ち生まれた彼は、それに見合った静寂とした水面のような精神を持ち合わせている。
争いから距離を置きこそすれ、身の回りで起きた問題を放置するほど薄情な人物ではない。
寧ろ進んで解決に向かうと断言してもいい。
然し進んで渦中に入る訳では無いとも断言出来る。
彼が本当の意味で動くのは、それが『どうしても』という時だけ。

👑 ——— 𝐏𝐫𝐨𝐛𝐥𝐞𝐦

“ 誰にだって欠点くらいあるものだ。 ”
“ それが自ら望んだものであれ、例えそうでなかったとしても。 ”

物覚えが悪い、記憶力がない、そんな言葉で留めておくには疑問が残るほど、彼は病的なまでに物事を『記憶する』ということが出来ない。
否、正確に言うのなら『翌日まで覚えていられない』が正解に限りなく近いだろう。
本当に大切なものだと認識した事柄以外は全て、泡沫のように記憶から消え去ってしまう為、彼は対処療法してメモ帳を持ち歩きそれに記してゆくことで、生き辛さを軽減する術を学んだ。
たまに、メモ帳の存在も忘れてしまうようだが。

👑 ——— 𝐂𝐥𝐞𝐚𝐧 𝐅𝐫𝐞𝐚𝐤

“ 汚れてしまう。穢れてしまう。 ”
“ それは自己防衛本能の表れだ。 ”

彼は革手袋を肌身離さず身に付け、決して公の場で素手を晒すことをしないくらい潔癖だ。
その割に革手袋越しや髪になら触れるに躊躇することは無いが、少なくとも極力露出を抑えた服装を好むのはこれの所為だろう。
革手袋無しで触れることを許せる存在すらかなり貴重であることに加えて、長時間素肌で触れ合える存在は居ないと言っていい。
大抵の人間は彼が革手袋を取った姿を見たことがなく、また同じように素肌を晒すことを良しとする他者は居ない。
彼曰く、「 汚れてしまうだろう 」、と。

👑 ——— 𝐒𝐩𝐢𝐜𝐞𝐬

“ 卓越した成績を残し、家名に恥じぬ行いをすべきである。 ”
“ けれども、過ぎて無様になるべきではない。 ”

時折、自らの出自をひけらかすような言動をする彼だが、それに相反して冗談や冗句をよく好む。
寧ろ、高圧的な発言自体が彼にとっての冗談に区分されると言う方が正しいだろう。それしか、知らないのだ。
言葉選びと比べてではあるが、彼の声音に王族を誇る気持ちや、人を跪かせ操ろうとする意図は感じられない。
下世話な話題であろうと、-過ぎれば苦言を呈することこそあるものの- 決して耳にするのも嫌だと拒むことはない。
彼は尊敬こそされど、遠巻きにされることは望んでいない。
だからこそ王宮育ちの彼が出来る精一杯の———言ってしまえばかなりタチの悪い冗句を繰り返すのだ。

👑 ——— 𝐈𝐦𝐩𝐨𝐫𝐭𝐚𝐧𝐭

“ 例え万人に望まれない碧に産まれた子だったとしても。 ”
“ 家系に名を連ねる限り、王族に違いは無い。 ”

生徒会副会長として、王族として名の知れた彼であるが実の所、国王とも国母とも血が繋がっていない。
故に絆も信頼も縁も、何もかもが薄い偽りの家族ではあるが、彼は同い歳の義弟のことを、それはもう大切に、宝物のように想い好いていると言って相違ない。
SMAmに入学を決めたのもが多大な寄付をしていたこと、そして自らに魔法の才があったからに違いないが、最も彼が重要視したのは義弟に付いていくという、ブラコンじみた理由である。
言葉通り、何よりも義弟を優先する。溺愛、と言うよりは、信仰に近いものがあるだろう。
正当な王族の血を継ぐ義弟がこの世で一番優秀で、尊き存在だと心の底から思っていて、彼は義弟を王にする為、王になった義弟に仕える為に生きていると言い切っても構わない。
周りが可笑しいと思うくらい弟を、———王を愛している。


【 備考 】

「 困ったな、要点を砕くことは差程得意ではないんだが……。 」

「 しかし君が気になると言うのなら、どうぞ、私のことを知っていってくれ。 」

「 国交に響かない範囲で、な。 」

👑 ——— 𝐏𝐞𝐫𝐬𝐨𝐧𝐚𝐥
一人称 / 私
二人称 / 君、貴方、呼び捨て

👑 ——— 𝐄𝐥𝐞𝐜𝐭𝐢𝐯𝐞 𝐒𝐮𝐛𝐣𝐞𝐜𝐭
 ・魔法実技( 防衛術・攻撃術 )
 ・体育
 ・占い術
 ・剣術
 ・美術専攻

👑 ——— 𝐇𝐚𝐛𝐢𝐭
彼は元来保有している魔力量が尋常ではないレベルで多く、それ故に持て余す魔力をどうにかかき消すために、幼いころから水を操る魔法ばかりを好んで使っていた。
水中でもはっきりと形が認識できる摩訶不思議な水だ。
教育係は頭を悩ませることとなったが、その分熟練度は頭ひとつ抜けていると言ってもいい。
金魚や小魚、蝶々、時には小動物などを精密に象って動かして遊ぶのが、幼少期のブームであったらしく、よく義弟に見せては楽しんでいたようだ。
それは今も変わらず、頻繁に水を操って戯れさせている様子がみられるだろう。
彼にとって水は友達である。

👑 ——— 𝐌𝐨𝐧𝐚𝐫𝐜𝐡
彼は動物に好かれるタイプである、正式には、動物にひれ伏されるタイプと言った方が正しいか。
犬や狼、猫、その他自然に生きる動物、魔法動物に至るまで彼の前では非常に静かで、礼儀正しい。時折土産を渡されることもある。
……と、いうのも、定期的にあらゆる所に迷い込み、動物の縄張りにノコノコと侵入してその度に襲いかかってくる動物をシバいて、また侵入してを繰り返した結果、ボスとして認識され始めている為である。本人は覚えていない為不思議がっている。

👑 ——— 𝐄𝐝𝐮𝐜𝐚𝐭𝐢𝐨𝐧
記憶力に多大な問題がある彼だが、学校での勉学面では一切問題が無いように見える。
幼いころから施されている英才教育が実を結んでいる事に加え、彼自身の理解の速さで成績も上位に常駐しており、人に教えることも問題は無い。
また、部活動に属していないながらも乗馬、剣術、ヴァイオリン、刺繍と多岐にわたる才能が開花しつつあるようだ。

👑 ——— 𝐌𝐞𝐦𝐨𝐫𝐲
三年生に進級した現時点の彼が覚えている人物といえば、家族と、義弟に関する彼が知り得る全てのことと、同室の彼と、生徒会の仲間たちと、ごくごく親しい仲の数人と……言ってしまえば、それだけである。
寝て起きたら知らない場所だなんてことは彼にとってよくあることで、親しく話しかけてきた相手に答えている間でも、その相手が誰なのか一切思い出せないことが殆ど。

👑 ——— 𝐑𝐨𝐨𝐦
良くも悪くも、彼が持ち込む荷物は少ない。
多くを持ってもすぐ忘れてしまうこともあるが、そもそも祖国から持ち出した物がかなり少なく、また差程買い漁る性分では無いことが理由となっている。
しかしその分目を剥くほど高価な物が殆どを占めており、数は質素ながらも総金額はとても、かなり……かなりのものである。
ヘアブラシ、鏡台、衣服、幾つかのアンティークジュエリーなどなど。机の上にある置かれている、中に珊瑚やシーグラスの詰められた小瓶は、他と不釣り合いながらも彼にとって大切な物だ。
たまに祖国から便りが届くことも珍しくない。

👑 ——— 𝐏𝐚𝐬𝐭.𝐈
彼の記憶は途切れ途切れだ。小さい頃のことは殆ど覚えていないし、実の両親の顔も、親戚も、兄弟姉妹がいるのかどうかすらも分からない。両親に付けられた、自分の名前すらも知らない。
けれど彼の脳裏に強く、何よりも強く、呪いのようにこびりついて離れない記憶がある。

『 何か 』に追われていたこと。『 何か 』を失ったこと。
身体を覆う無数の網と、硝子の向こう側から此方をじっと眺める無数の目。

ひとが、 めが、 こちらを、 ずっと。
あかい、 ち、が———。

「 ……嗚呼、誰だっけ。 」

対価は、記憶の欠落。

———……

  ——— 解離性健忘。それに伴う記憶障害。 ———

彼の記憶の問題は生まれつきでは無い。
彼自身はもう覚えていないが、美しい翡翠の鱗を持つ人魚であった彼が人間の乱獲に合い、観賞用として見世に並べられていたこと。
住んでいた海から攫われ、知らぬ存在に囲まれたことによる過度なストレス。
そして目の前で家族が締められ、捌かれ、食われたことへの現実逃避。
齢五つにも届いていなかった幼い彼がどうにか忘れようと、これ以上傷付かないように無かったことにしようと、藻掻き続けた果てに『 全てを忘れられた 』が『 全てを覚えられなくなった 』。
——— 名も残らない人魚の物語は、ここで終わり。

👑 ——— 𝐏𝐚𝐬𝐭.𝐈𝐈
王族の養子として引き取られた彼に、求められたものは決して難しくない。
初めに、長兄として相応しい行動を心掛けること。
次に、弟と仲良くすること。
最後に、国に馴染み、国を愛すること。
しかし聡明な彼は知っている。
例え全てを統べる国王が、刻々と眠り続ける国母が、愛する義弟がそれを願っていても、周りが必ずしも同調するとは限らないことを。
有象無象の臣下が彼に、王のために死ぬ事を求めていると。

「 皇嗣殿下におかれましては、御機嫌麗しく。 」

彼はFalsa -偽り- の名から逸脱しないよう、ただ偽の王族として従順に国の傀儡である事を心掛けた。
王位継承権が彼に回るのではと危惧し始めた側近たちを刺激しないよう、義弟こそ王に相応しいと公言して。
尊き身の義弟に危害が及ばないように、悪党からは身を呈して守り、毒味を自ら買って出て。
度重なる折檻を受けても、不気味がられる程に微笑みを絶やすことなく、決して心配をかけないように。

「 謁見の場を賜りましたこと、恐悦至極に存じ上げます。 」

そうしている内に泣き方も、笑顔以外の表情も、痛みもよく分からなくなってしまったが、彼にとっては些細なこと。
だって彼には、“ おとうと ” が居る。
最初は洗脳じみた教えだったとしても、今、彼が義弟を愛していることに変わりはない。

👑 ——— 𝐏𝐚𝐬𝐭.𝐈𝐈𝐈
「 過去なんて追っていても何にもならない。 」

「 心配しないでくれ。確かに私自身も記憶力に問題があることは認識しているし、それは問題だと思っている。 」

「 けれど『 何も覚えられない 』というのは、あながち悪いことばかりではないんだよ。 」

「 精神衛生上悪いことも全て忘れてしまうから、何にも気を病むことがない。至って健康体さ。 」

「 本当に大切なことだけなら覚えて居られるんだ。都合のいい脳だとは思うが、今この時だけは幸運に思う。 」

「 ———君みたいに、私が忘れているだろうと先走って、ノコノコと姿を現す不届き者が一定数いるからな。 」


『 ——— 覚えたぞ。 』

『 おまえの顔。 』


彼にとって、義弟は唯一無二の存在だ。
如何なる危険にも晒されてはならず、陽光の元で笑っているべき大切な宝物。国宝として、国の心臓部に必要不可欠な存在。
それ故に命を狙う不届き者が絶え無いため、本当は、入学すらもさせたくはなかった。危険な国外に、おめおめと行かせたくは無かったのだ。

しかし王族の血を引かない彼は王宮で一切の発言権を持たない。
皇子の将来を左右する決定に関してなど言語道断である。
故に彼は、自らも着いて国を出ることで、サザリウム内で降りかかる火の粉を全て振り払うことを決意した。
刺客を殺めることなんて、今更、後悔も何も湧いてこない。
———彼にとって、学友も、教師も、サザリウムに居る全ての存在が等しく心許す存在であり、同じように全ての存在が等しく危険因子である。

👑 ——— 𝐍𝐨𝐭𝐞𝐩𝐚𝐝
彼が所持しているメモ帳は少なくとも十数代目で、それら全てが寮室にある机の引き出しの中に大切に仕舞われており、時折持ち出されることも少なくない。
内容は様々だ。担任の教師の名前に始まり、クラスで会話を交わした人物の名前と情報、行事に関すること、生徒会に関すること、学校に関係することだけでも沢山ある。
中には毒味の手順だとか、義弟について、祖国への連絡手段、定期報告の内容などが雑多に書き記されているページも存在する為、人が気軽に見ることはあまりおすすめ出来ない。
彼のように、見たもの全てを忘れられる才があるなら別の話だが。

👑 ——— 𝐒𝐞𝐜𝐫𝐞𝐭
彼の身体には、過去に折檻で残った傷が、薄くではあるがかなり多く残っている。
背中を中心に腕、手、足に残る傷は、彼にとって恐怖の対象だ。
中でも手のひらに出来た傷は肉が裂けたように醜く抉れてしまっており、常に手袋で隠しておかないと気が済まないくらいには嫌っている。
何よりも、折檻で傷付き血に塗れた手で触れた人が、彼で汚れてしまうことを恐れている。

👑 ——— 𝐌𝐮𝐬𝐢𝐜
「 からっぽのまにまに / キノピオピー 」
いつかここで生きていたことなど忘れちまうから、ねえ
触れて狂える 泡沫の日々をよく見ておくよ
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「 永遠 / 香椎モイミ 」
あの日に泣き叫んだ 言葉の意味が今
透明になる 忘れてしまう
もう二度と帰れない
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「 バニタス バニタス / くろゑ 」
舞い、踊れ! 己の骸を胸に!
食え! 騒げ! その身が朽ちて土に帰すまで!
?si=DwSCI5Rhm6dst2in


【 個人魔法 】

     「 - Pulvis et umbra sumus. - 」
     「 私たちは塵であり、影である。 」
          “ 没せよ。 ”

杖を振り、剣を携え、穹に一突き。
そうして紐解くこの個人魔法は、水の扱いに長け、王に仕える彼にこれ以上無いほど相応しい。
彼の意に沿う従順な兵。彼の一声で惜しむことなく命を散らせる、彼の犬。

大量の魔力消費と、大量のマリンスノウを排出することと引き換えに、彼の手足のように動き生きる数多の『水の兵士』を創り出すことが出来る。その数、数百とも、数千とも。
彼一人で、大隊にも引けを取らない戦力を有することが叶うのだ。
兵士ならば武器も持つだろう。作り物ならば恐怖心も持たないだろう。

この個人魔法は水の兵士を創り出す事のみに特化しており、その後どう動かすかは発動者の力量にかなり左右されるものがある。
時に四桁に迫る程の軍勢を扱うことが出来るのは、一概に彼が産まれ持ちえた魔力量の多さと、幼い頃から魔法で水を操る事に熱心だったことと、命を賭す覚悟と、全てを客観的に見る彼の癖が功をそうしている。
どれかひとつが欠けていれば、彼と言えども全力を出すことが出来ずに終わることだろう。

——— と、まるで戦闘面に全てを注いでいるような表現をしたが、実の所は創り出される水の兵士は彼がそう扱っているだけで、簡単に言えば便利なお手伝いさんのような一面も持ち合わせている。
重い荷物を持ってもらったり、人手が足りない時に手伝って貰ったりと、人数が一人から調節可能なのだからなにも実践に扱わずとも十分有用なものだ。
そもそも、彼も体の良い召使いのような運用方法を用いることが殆どだ。
だからこそ、何処が限界なのか彼以外誰も知りえないとも言えるのだが。


【 好 】
♚ 義弟
 何よりも大切だと言い切れる。唯一無二の存在。
♚ 剣術
 何かを考えたい時、無心に訓練をする癖がある。
♚ 珈琲
 何も入れず苦いままの珈琲は頭がスッキリとして好き。
♚ キャンプ
 全く似合わない、けれど開放感を得るには最適だ。
♚ 面白い者
 眺めていたい。
♚ 冗談・冗句
 面白おかしい事を言うと緊張が解けると聞いた。
♚ 健啖家
 見ていて気持ちいいことこの上ない。もっと食べさせたい。
 
【 嫌 】
♚ 手を見られること
 どうしてもこれだけは、そもそも素手になる所から勘弁。
♚ 争い
 見ていると悲しくなる。
♚ 無礼な者
 嫌いじゃない。苦手なだけ。
♚ 遠慮
 しなくていいとは言えないが、望むならしないで欲しい。
♚ 茄子
 食感も味も見た目も全てが気に入らない。
♚ 鞭
 打たれれば痛いと、脳が覚えている。

【 得手 】
♚ 潜水
 生まれが浅瀬で育ちが深海の王国なのだから、当然とも言える。
♚ 剣術
 幼いころから叩き込まれており、他の武器よりも扱いが飛び抜けて上手い。
♚ ヴァイオリン
 絶対音感も相対音感もない、ただの趣味だ。
♚ 刺繍
 思い付きで始めたらびっくり、思っていたよりのめり込んだ。
♚ 水の扱い
 普段から毎日のように扱うため、他のどの魔法よりも長けている。
♚ 毒味
 同年代の誰よりも長けていると言えよう。
 簡単に死なないよう、耐性が付くように努力もした。
♚ 暗器の扱い
 何故だと思う?

【 不得手 】
♚ 記憶すること
 どうしても難しい。忘れたくないものもあるので困りもの。
♚ 食べ歩き
 興味はあるが、やるとなるとどうも気が引けてしまう。
♚ 叱咤激励
 相手が誰であれ、度合いは違うがどうしても甘やかす方向に舵が切られる。
♚ 息抜き
 公と私の切り替えが下手。全てが公になってしまう。
♚ 乾燥
 人魚である為か、空気の乾燥に滅法弱い。
♚ 寒所
 寒い部屋や冬が苦手。


【 属性 】 受寄両刀

【 SV 】
「 ふむ……表情が硬いな。私が生徒会に属しているから気が引けるのか? それとも、この名のせいだろうか。 」

「 やあ、おはよう。 いい天気だな。 ところで、君は誰だっただろうか。 」

「 私も君のように、街へ遊びに行ってみたい。 同年代の学生らは皆、夜遊びや食べ歩きをするものなんだろう? 体験してみたいんだ、それを。 」

「 私は本来、祖国のような深海ではなく、もっと浅瀬で暮らす人魚なんだ。 珊瑚礁の海で暮らしていたらしい。 ……ああ、らしいというのも、私がそれを覚えていなくてな。 」

「 すまないが、あまり手に触れないで貰えると助かる。 他ならどこでも構わないぞ。 ほら、髪とかどうだ? 」

「 ウェルのことが聞きたい? ふふ、私に聞きに来るとは中々に分かっているじゃないか。 いいよ、何でも話してあげる。 」

「 小さい時に……ウェルがな、私の出す水魔法をそれはそれは楽しそうに見てくれたんだ。 それがどうも嬉しくて……子供じみた理由だろう? 」

「 こら、待ちなさいウェル。 まだ毒味をしていないから食べちゃ駄目……ああもう、だめだってば。 」

「 御義父様は良くも悪くも、養子 -私- と実子 -ウェル- の区別を為さらない。 あの方は、そういう御人だ。 そうじゃなければもう少し、非行に走れたかもしれないのに……、なんて、冗談だ。 」

「 将来の夢、か。 ……ふむ、今まで考えたことがないから、些か難しいな。 」

「 叶うなら、『 宰相 』か『 近衛兵 』になりたい。 そうすれば義弟に仕えたいという私の夢も、駒にしたがる臣下たちの企みも、同時に叶えられるだろう。 」

「 けれど王の為に……他でもないウェルの為にこの命を散らせるなら、本望だ。 それ以上に望むことは無い。 」

「 過ぎたお節介は身を滅ぼす恐れがある。もし私と友好的な関係を築きたいのであれば、適度な距離感を保つよう務めることだ。 」

「 ふふふ、愛いなぁ、君は。 頭を垂れてはくれないか? 撫でたい気分なんだ。 」


【 CP 】 可


【 募集関係 】
💚 ——— 興味( 立場不問 / 一人 )
貴方は彼にいつも笑顔を届けてくれる。息抜きを教えてくれる。
柵など全て忘れて生きることが許されているような錯覚がして、寂しいながらも彼は貴方との時間を楽しみにしています。

💚 ——— 尊敬( 教師 / 一人 )
彼はこの学校の中で真っ先に貴方の名前を覚えた。
貴方のことを慕い、尊敬し、ことある事に名を呼ぶでしょう。

💚 ——— 不和( 立場不問 / 一人 )
貴方と彼は少し仲が悪い。背景に亀裂が走る描写の錯覚をするくらいには。
彼が目立って嫌悪を向けることはないけれど、どうしても言葉選びに棘が生えてしまう様子。
忘れてないから、どうでもいい訳じゃないみたい。

💚 ——— 信頼( 生徒( 三年生 ) / 一人 )
彼は場所が覚えられない為、直ぐに迷子になる。
そして、貴方はどこにいても最終的には見つけてくれる。
まるで発信機でも付いているか、気配でも追われているかの様。
それがどうにも嬉しく思える。

💚 ——— 憂虞( 立場不問 / 一人 )
貴方が怖い。目が、手が、声が怖い。
どうしてそう思ってしまうのかは分からないけれど、どうしてか近付きたくない気持ちに苛まれてしまう様です。
でもきっと何かをされた訳じゃない。
なぜ恐ろしいのか、彼にもてんで分からないのです。

💚 ——— 知己( 生徒(三年) / 一人 )
貴方は彼を……否、ファルサになる以前の『彼』を知っている。
幼馴染か、友人か、親友か、それとも単なる知り合いか。
貴方が何処に属していたのかは分からないが、貴方にとって彼は知己である。
彼も、貴方に懐かしさを覚えているみたい。

💚 ——— 恋情
愛い人。此処で見つけた、心の拠り所。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

上記以外の関係も大歓迎です。「知己」「恋情」は踏み込んだ関係の為、要相談とさせてください🙇‍♀️
私からその他の関係も打診させて頂くかもしれません。よしなに🙇‍♀️
👑💚
玉響さん (90f3bd6r)2024/2/17 23:59削除
【 関係 】⚠︎随時更新⚠︎
❤️ ——— 義兄弟
Veritas・Juppiter=maguna・Maleficium・De・Aurelio / 鶫様
「 私の唯一。私の宝物。 」
「 もし命と引き換えに彼を助けられると言うなら、喜んで命を差し出すだろうな。 」
「 王を守る為ならばなんだってしよう。それが私の生きる意義だ。 」

❤️ ——— 同室
猩々 すばる / 毬藻様
「 彼は実に愉快だ。共に暮らして三年になるが、まだ飽きる気配は無い。 」
「 彼も、私の面倒を見る事に愉悦を覚えているようだから、何も問題はないな。 」
「 ほら、これがwin-winの関係、というやつだろう? 」
返信
返信1
o
omuretuさん (91ajsvl1)2024/2/16 23:03 (No.95386)削除
【名前】皇 琥珀(すめらぎ こはく)

【性別】男

【年齢】18歳

【身長】179cm

【種族】鳥人と水生獣人のハーフ

【水生生物】コウテイペンギン

【寮】トゥワントヘイス寮(寮長)

【学年】3年A組

【所属】水泳部

【担当】ナシ

【容姿】
綺麗に整った黒髪に、白髪が混じっており彼がここまで上り詰めた努力が垣間見える。
黄色い瞳。白のワイシャツに寮色のベスト、ブレザーに銀色のネクタイだが、日替わりで色が変わる。

【性格】
勝ち気な性格で、自尊心が強くプライドが高い。
しかし、自分の力などに胡座をかいたりなどの慢心などせず、ひたすら己を磨き上げるストイックな一面もある。
自分の努力などを嘲笑われたり

周りを鼓舞したり、寮生の不良行為,不品行などについて注意、警告など、寮長として締めるべきところは必ず締める。
偏見の色眼鏡など一切無く、この寮に来たものはみな寮生であり、この学園の生徒であると平等に接している。
その為、レイシスト発言などをとても嫌っており仮に寮でこの声が聞こえたのなら、間違いなく彼の逆鱗に触れるだろう。

言葉自体は威圧的だが、さり気なく声をかけたり後輩たちに勉強などを教えたり、また差し入れを入れたりなどと所々気遣っている部分が見えるが、
本人は「俺は優しくなど無い!」とぼやいているそうだが、周りからは"ツンデレ寮長"と呼ばれている。寂しがり屋。

人前では絶対に弱いところを見せないし、「頼る」ことは"甘え"だと思っている。
涙なんて.......もっての外だ。

「寂しくなんて....ない。」
親の愛にふれる機会がなかったため、表ではそっけない感じだが、裏では一番愛を求めている人間である。
寂しがり屋で、本当は素直になりたいけどいつか捨てられるかもしれないと、考えているため周りに絶対隙を見せないように、
敢えてああいう態度を取っている。

【過去】
彼の一族は代々南の地方のエリート一族で体術、勉学、魔法においてこの一族の右に出るものなどいないと言われるほどである。

彼は幼い頃、体術、勉学、魔法において、何ひとつ秀でたものがなかったため、"面汚し"と罵られ後ろ指をさされる毎日を送っていた。
生みの母親とは死別したため、親の愛にふれる機会がなかった。そんな彼をいつも気にかけてくれていたのは家のお手伝いさんで、いつも兄弟からいじめられていた琥珀の傷を
治したり、お菓子を差し入れしたりなどと、隠れて支えていた。

彼が5歳頃に再婚した父との間にできた子供が生まれたことにより、琥珀と完全に親子の縁を切り家を追い出した。しかし、彼の中には不屈の精神で、絶対見返してやると決め、
当時魔法や体術などの防衛術に長けていた祖父に弟子入りし、そこからは山奥で早朝から魔法や武術の修行などを行い、勉学なども必死で励み試験では毎回上位に入っている。

全ては俺を捨てた、家族を見返すために...

【備考】
一人称:俺(オレ)
二人称:お前、貴様(後輩)、〇〇

・サーフェント寮
よく言われるのは、「サーフェント寮が合っていたんじゃないの?」と言われており、実際に性格や成績、実績なども
サーフェント寮に見合っていて、行ってもおかしくなかったのだが、本人は「コッチのほうが、勉学などに身が入りやすい」
と言っているが実際は「この寮が居心地が良いし、楽しいから。」と思っている。
もし知られたら、また"ツンデレ寮長"と囃し立てられるだろう。

【個人魔法】
「このオレの速度に追いつけるか?」

"氷王の回遊"
この魔法の恐ろしい点は、どこでも泳げるという点である。
遊泳速度はコウテイペンギンの中でも最も速く泳ぎ、温度が下がれば下がるほど速度はかなり増す。
水圧関係なく海中500m以上深く潜ることが可能。鍛えれば鍛えるほど、潜水時間や持続時間も伸びる。
息は無制限で続く。

応用で泳ぎはせず無酸素で動ける。

【好】
・トップ
・筋トレ

【嫌】
・卑怯なこと
・言い訳
・差別発言
・ニョロニョロしたもの

【得手】
・ボードゲーム
・パズル
・お好み焼きをひっくり返さずに作れる

【不得手】
・自分の気持ちを話すこと
・頼ること
・素直

【属性】リバ

【SV】
「ふん、このオレが直々に出迎えてやったんだ、ありがたく思えよ。寮長の皇 琥珀だ。」

「チッ...そんなもんも解けんとは呆れるな...いいから貸してみろ。いいか、ここはまず...〜をして、次に〜を〇〇して....」

「言い訳なんぞ聞きたくもない、さっさと要件を言え。」

「まだまだ....俺は.....まだまだ上に行く、絶対にここで折れるわけにはイカンのだ...」

「バッッ....!////俺は優しくなど無い、ただの情けだ!!!/////」

【CP】

募集してます〜。

【募集関係】
・幼なじみ
「相変わらずだな。全く、貴様の顔を見ているとコッチまで腑抜けになりそうだ。」
通過儀礼、これは彼にとっての挨拶。彼の苦労を知っている。

・可愛い後輩
「ほぉ...中々筋が良いな。だが、俺の足元にもまだまだ及ばん。」
口に出さないだけであって、彼はあなたの成長を彼はとても楽しみにしています。

・ライバル
「お前にだけは、絶対に負けたくない。」
彼にとって、あなたは超えられない壁であり、超えるべき壁でもあります。
お互い切磋琢磨して頑張りましょう。

・親友
「お前の隣が落ち着くだけであって...決して....決して!友達とかそんなんでいるわけでは無いからな!!!///」
親友はなんかカミさん的なポジション。
恋愛感情はあってもなくてもいい。
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甘酒さん (917p7cvt)2024/2/14 23:10 (No.95175)削除
『   最高な   、  自分を

     創り上げたく 無い ??    』





【名前】  Gilbert ・ Knox ( ギルバート ノックス )


『 Knox 君 で  ~~  ッ す  ( ぴーす ) 』


【性別】 男



【年齢】 17



【身長】 163 ㌢


【種族】 半人間 ( 魔法によって 人間の姿となっているが、

        魔法を解けば 、 半魚人 。 然し、

        そんなに 見た目は 変わらない 。

【水生生物】  クリオネ


【寮】 トゥワントヘイス寮


【学年】 2 - B


【所属】 軽音楽部 🎸


【容姿】 



:  

灰色に オレンジのメッシュ 入った さら さら とした、
髪の毛には 、 自ら 好きで纏っている 貝殻の アクセサリー は、 更に
魅力を 引き出している。 



:  

透き通るような 透明感のある 白に近い 肌の色 に、
琥珀のように 、 きらきらと 輝いているような
丸みを若干帯びた目。 自分でも 顔は 良いと 、
調子に 乗ることも しばしば 。

服装 



学校 では 、 定められた 制服を 少し着崩しながらも 、
ちゃんと 制服は 着るが 、 風紀委員には 毎回 怒られる 。
しかし 、 持ち前の 足の速さで 毎回廊下 をダッシュして、
風紀委員から 逃げ回っている 。


【性格】


基本的に嫌な事は、 やりたくない 、 もしくは、
人に任せる事が多く、 周りから指摘されると渋々やるが、
結局 中途半端に終わらしてしまうことも度々あり、
怒られることが多い 。 が、
自分が 進んでやりたい事、 楽しそうな事、
に関しては、 自分から進んでやる事が多い 。


お喋り 。 とにかくお喋り。
昔からこのお喋りなのは、母の遺伝なのかもしれない。
彼の母と彼は、 どことなく喋り方が似ているらしい、


人懐っこい。
気に入った人にはすぐに自分から距離を
詰めてくる。 けれど、嫌いな人はとことん嫌うが、
あまり嫌いな人は居ないそうで、基本的に
誰とでも仲良く出来る。




【備考】


▷ 家族構成 等 。


母親は 、 彼が幼い頃に亡くなってしまい、
彼の父は 、 兄と自分を男手一人で育ててくれた為 、
良く 電話等 をしていて、 今でも仲の良い 父子関係であり、
兄とも 昔はよく喧嘩していたし、 今でも会った際に喧嘩する程
仲が良い らしい 。



一人称 : 僕 、 自分 、 うち 、 俺 ⇽ 稀に

二人称 : 𓏸𓏸 、 𓏸𓏸君 、 君 、 御前 ⇽ 特に親しい者のみ。


《 イメージソング 》


🗝  : トンデモワンダーズ


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 🎤  “どうして!?” “ああして!!”も 


 🎤  「全部」だいすき!がいいじゃん!  


 ___





  


【個人魔法】

『   何でも 創っちゃえ  ~  、 』

『 Imitation 』

‎𖤐

簡単に言えば、 この世に存在するものの、
偽物 、 模型を生み出す事の出来る魔法。

人間も、 生み出そうと思えば出来るが、
膨大な魔力が必要であり、 人間1人を生み出して
しまえば、 死んでしまうこともあり、たとえ
生きていたとしても、 体は動けなくなるなど、
体に大きな支障をきたす為、行わない方が良い。

しかし、 まだこの魔法を使って人間を生み出せたものは1人も
いないのだとか 。

‎𖤐

【好】

▷  🎧 音楽  

子供の頃から 様々な 楽器に触れ合っており 、
自分は 嫌がらずに 取り組んでいたおかげか、
様々な楽器で 演奏できるようになった 。
特に 好きな楽器は ギター 、 キーボードだそう。


▷  🍔 食べ物

食べ物さえあれば いいや、 そんな少しイカれたような
考えであり、 一日五食ぐらい食べるそう。
彼の一口は、 かなり大きい 。


▷  🤝🏻 友達

友達は 大事にしろ 。 と 、 父親にずっと言われてきた為、
父親の言う通りに 友達を大切にし、 ずっと、 仲良くしたい。
何時でも 思っている 。


▷  🐚 貝殻

貝殻 は 、 好きすぎて、
落ちている 物を アクセサリーにして 着けるほど。
飽きてきたら また探して 、 また作る。
これの繰り返しを何時もしている 。

【嫌】


▷  📖 勉強

かなりの勉強嫌いであり、 補習など、もう、
数えられない程 受けており 、 もう 先生には
またお前か 、 なんて何時も言われる 。
だが、 基本的には ギリギリで 補習を受けない事が
多い 。


▷  💔 しつこい奴

これは誰だってそうだろう、なんて思うが、
彼には 昔 告白された事が あったそうで、
振ったのに 、 しつこく してきた 人が居たそうで 、
最終的には 家にまで 着いてくる。 など 、
こんな事が あった為 、 苦手なそう 。
だが、 自分が 相手の事が 本当に好きで 、 彼に
しつこく されるなら いいらしい 。


【得手】

魔法実技

美術

音楽

天文学

体育


【不得手】

魔法薬学

魔法文学 


【属性】


右寄 両刀


【SV】

『  はぁ ~ い ! Gilbert Knox で ~す !! 気軽に 呼んでね  ~ 。』

『  何  、 !? 俺の 点数に 何か 文句 ある !? 

   点数が 低い !? ェ !? 僕からしたら 高いのに !!  』

『  ねね  、  べんきょー 教えてよ ~  、 

   何で 駄目  なの !?  いいじゃ ~ ン !! 』


『  センセー !!  ココ 分からないんで 教えて 下さい ~ ッ !! 』




【CP】  可能  


【募集関係】

友達 ! ( 無限 )

: 沢山話を聞いてくれて 、
仲良くしてくれる子なら 誰でも大歓迎 !

音楽友達 !! ( 一人 ~ 三人 )

: 一緒にセッションしたり 、 教え合ったり とか 、


親友 ・ 幼なじみ ( 一人 ~ 三人 )

: 小さい頃から 仲が良く 、 お互い 信頼している 。


尊敬してる人 ( 一人 )

: 入学してから 、 彼に救われた 、 若しくは 、
かっこいい 、 なんて思ったりしている人 。
( 本人公認 )


恋人 ( 勿論一人 )

: 互いにどろどろに愛してあって 、 
もっと もっと 仲良くなっていってくれる人 。


.
甘酒さん (917p7cvt)2024/2/14 23:12削除
忘れてました...!
返信
返信1
背骨さん (90p5j62v)2024/2/14 00:23 (No.95072)削除
【名前】Sobek Nefertika(ソベク・ネフェルティカ)

【性別】男
【年齢】19
【身長】192
【種族】半人間
【水生生物】ナイルワニ
【寮/学年】リーヴェイス寮/3-B
【所属】
委員会/所属なし
部活/交戦部(部員)


【容姿】

威圧的なまでに背が高く、肩幅が広く腰の細い逆三角形体型。胸板も厚くしっかりとした骨格は運動能力に恵まれている事が一目で分かるものであり、魔法より腕力を使ったた方が早いのでは?なんて評もちらほら聞こえてくる程。
褐色の肌に明るい銀髪、左頬に掛かるひと房の髪のみ金色なのが特徴的。後ろ髪は腰の辺りまで伸ばしており、特に拘りが無いのか無造作にあちこち跳ねたままにさせている。運動時等、必要な時のみ渋々一つに縛っている様子が見られることも。
前髪は両目を完全に覆ってしまうほど長く伸ばしている。双眸は滅多に見せることは無いが吊り上がった切れ長をしており、常に怒っているかのよう。瞳は金色で縦に切り裂いたような細い瞳孔。額から瞼にかけて酷い火傷の痕が残っており、両耳はエルフのように尖っている。
制服は規程通りの物を身に付けてはいるものの、ワイシャツの襟を開いたり裾を出したり、ネクタイを緩めたり等等着崩しが多い。また装飾品が好きなこともあり、金属製のチョーカーやピアス、ブレスレット、アーマーリング等のゴテゴテしたアクセサリーを身に付けており 派手好きさが窺える。鋭く伸びた爪には黒いマニキュアを塗ることも。風紀委員からの度重なる指摘は"自国の文化"を理由に躱しているようだ。
半人間とはいえ水に浸かった際の変化は人魚とはまた違う。彼の場合は肌に無数の鱗が浮き上がり、一抱えもある太い尻尾が生えるというもの。下手に武器を持たずとも、それを振り回すだけで十分危険な攻撃になるだろう。


【性格】

🐊
傲慢で高圧的な口調、恵まれた体格も相まって大抵の相手に与える第一印象は"ガラの悪い偉そうな奴"である。そしてそれはけして間違っておらず、その性格には快活さと凶悪さが同居している。またピラミッドの如く高く尖ったプライドを持ち、他者に負けることを己に許さず、そのために日々の鍛錬は欠かさない。その言動から誤解されることも多々あるが、生まれついての天才ではなく努力型の秀才なのだ。成長期が早く子供扱いされる期間が短かったせいか、時折子供のような我儘や意地の強さも散見される。

🐊
子供っぽさとは対照的に兄貴肌で面倒見がいい一面もある。自然界での鰐が子育てに熱心なように、自身の寮に由縁のある寮生達には常に目を光らせているようだ。困っていれば手を貸すし、別に頼まれていなくてもトラブルに介入することもある。とはいえそれは彼らに好かれることを目的にした行為ではないため、その解決方法は些か自己満足的な部分も多いようだ。早い話がちょっと雑で乱暴なのである。

🐊
自身の思い通りになるよう仕向けることはあれど、けして他人に期待はしない。そうすれば仮に裏切られたとしても幻滅や落胆をしなくて済むからである。運良く受け入れられれば嬉しいし、拒絶をされても傷つかない。そのため本来ならば生きる上で他者に与えるべき期待や信頼、心の拠り所となるものは、全て己自身にのみ矛先を向けて存在している。当然背負う役割が多すぎて混乱することはあるものの、存外に忍耐強いためそれを表に出すことは無い。

無遠慮に他者へ踏み込む割に、自分の側には明確な一線を引いている。


【備考】

▷実家について
彼の故郷は砂漠の中にあり、大河を中心に広がる小国である。国土は狭く知名度も低いが、水源に恵まれた土地のため農耕が栄え、食べ物には困らず、河川の氾濫にさえ気を付ければ至極平和で暮らしやすい国とされていた。彼はその国で名の知れた豪商の嫡男である。

▷火傷
燃え盛る梁が頭に当たって出来た傷。家に火を放った男とそこから救い出してくれた男は同一人物である。火傷の治療に一年が掛かり入学が遅れてしまったが、それを理由に馬鹿にされないよう鍛えていたら後々物凄い成長期が来てしまった。


【個人魔法】
《悪食》

自身の影から現れる大きな顎が対象を呑み込み、呑み込んだものは後で任意の位置から取り出せるという便利な空間魔法のひとつ。出現させる位置を調整すれば、丸呑みだけではなく対象を食いちぎることも可能。
呑み込む対象は生物や無機物に留まらず魔法も対象だが、実体があるもの(目に見えるもの)だけに限られる。
ただし容量は無限ではなく、何もかもをずっと貯め込んでおける訳では無い。呑める量を増やすには、他の魔法と同じくただ只管に鍛錬が必要となる。だが容量をオーバーすると魔法を使う本人の気分が悪くなってしまうため、鍛錬中はよくグロッキーになっている。今のところ乗用車数台程度なら呑んでも平気。


【好】

▷ハンバーガー
都会に出てきて初めて食べた。これに限らず肉料理ならなんでも大好き。

▷金色のもの
装飾品に限らずインテリアや小物も金ピカが好き。とにかく金色であればなんでもいいらしく、高価なもの以外にも金メッキの釘や金箔を集めたりしている。

▷音楽
彼の出身国には祝い事があるたび国中に歌や踊りが溢れる文化がある。そのため声楽や弦楽器の演奏は幼い頃から見て聞いて覚えてきたし、彼自身も賑やかに歌い踊るのは大好きだ。

▷蝶
ミネラルが不足する土地において蝶は鰐の涙に群がると言う。だからという訳では無いだろうが、妙に蝶に好かれる体質らしく屋外でじっとしているとよく集られている。彼も懐いてくるものは基本拒まない。


【嫌】

▷火
厭な記憶を思い出させる。松明程度の炎もあまり好きでは無い。

▷遠慮されること
本音で話してもらえることがいちばん嬉しいのだとか。…その高圧的な態度で萎縮するな遠慮するなというのは、なかなか難しいような気もするが。


【得手】

▷空間魔法・錬金術・魔法実技・剣術
好きこそもののものの上手なれ、ということらしい。


【不得手】

▷魔法文学・天文学・占い術・魔法薬学
彼にとって頭は身体を動かしながら使うものであり、上記の科目は座学を中心としているためか大いに苦手。


【属性】攻寄両刀


【SV】
一人称▶︎俺様、俺
二人称▶︎アンタ、オマエ、ちゃん付け

「 俺様はソベク・ネフェルティカ、リーヴェイス寮寮長だ。……ところでオマエ、鰐は世話好きだって知ってたか?うちの馬鹿共に手を出した奴は、俺様が直々に、手厚く、歓迎してやることにしてるんだ。俺様が何言いたいか分かるよなァ、小魚ちゃん。」
「 な〜〜アそこのアンタ、何か面白い事ねェのかよ。一発芸しろ。面白くなかったら承知しねー…一週間肩叩きの刑だ。」
「 あ゛ァもう面倒くせェ!なんでめそめそしてるか理由を言えよ、言わなきゃ分かんねーっての!飯か!?医務室連れてきゃいいのか!? 」
「 宝石ィ?要らねェよ、オマエらで山分けしろ。俺様はこっちのピカピカしたやつでいーわ。」
「 …俺…、…俺が負けていいわけがねェんだ。俺が寮長やってんのは、一度でも此奴らのリーダーとして相応しいって認められたからだろ。誰に裏切られたとしても関係無ェ、俺様は金輪際誰の期待も裏切るつもりは無ェんだよ。」
「 お、チョウチョだ。…馬鹿、食わねーよこんなモン。つーかオイ、見せもんじゃねェんだよとっとと散れ!視線がうるせェ! 」

【CP】可

【募集関係】

▷お世話係
所謂いい所の坊ちゃんである彼は、とりあえず目に入った寮生に片っ端から世話を焼かせている。(爪を塗らせたりetc.)その中でも特に指名されやすい貴方はお気に入りだ。

▷天敵
風紀上の理由かその生活態度からか、貴方はとにかく彼と衝突することが多い。水と油、犬と猿。どう表現しようと変わらないが、顔を合わせる度にやり合うことをほんの少しだけ楽しんでもいるようだ。


※イメ画について
Picrewのメーカー様よりお借りしておりますが、耳飾りが服の内側に来るようイラストを加工しています。悪意の無い加工が可能である旨はチェック済みですが、問題あるようでしたら今後取り下げさせていただきます!
Picrewのメーカー「WOW」様よりお借りしています。
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秋穂さん (915pmwn0)2024/2/13 13:47 (No.95012)削除
「第一として、僕はただのお利口さんは好きじゃありません。」
「でも話を聞かない生徒は、文字通り『教育』しますよ。」


【名前】
「いやでも覚えて帰ること。」
「僕の大事な名前を汚すような、変なあだ名つけたら、問答無用で課題を増やします。」

Naples・Sulphur
( ネープル・サルファー )

_それは、目を覚ますような黄金色。


【性別】
男性

【年齢】
27歳

【身長】
179cm

【種族】
人間と人魚のハーフ

【水生生物】
チョウチョウウオ

【担当】
魔法実技( 治癒術 )

【容姿】
彩度の高い金色の髪の後ろは項が見えるくらいの長さで切りそろえ、横髪は右側だけ耳が隠れるくらいの長さにしたアシンメトリー。
髪質は決して素直というわけではなく、湿度が高いと抑えるのが難しくなるため、少しでもマシになるように日々の手入れは欠かしていない。
ぱちりと大きく全てを吸い込みそうな瞳にはジェイブルーを1滴。
生徒に向ける視線は少し冷ややかでありながらその奥には確かな優しさを内包している。
が、ある1名の前ではその冷たさはどこへやら。
瞳にはその姿しか映さず、他のものなど文字通り眼中に無い。
下手すれば、彼と同じ黄金の毛並みを持つ犬種のような耳と大きなしっぽをぶんぶんと横に振っているかのような幻覚さえ見えるかもしれない。

普段から2m近い人の隣に並び立つことが多いからか、小さく貧相に見られがちだが実際は180近い背丈はあるし、その2m近い人物を背負って移動することもあるため見た目以上の筋力とそれなりの体型は持ち合わせている。

服装は普段から気をつかってそれなりにセンスのいいものを選んで着用しており、その大体は式典時程ではないにしろフォーマルな服で構成されている。
休日は逆に買い物などの用事以外で外に出ることは無く、学校にいる時とは違い、Tシャツにジーンズを合わせた かなりラフな身なりでいることの方が多い。


【性格】


「僕の世界はたった1人を中心にして回ってるんで。」

自分のことより優先するべき人物がいる彼は、口を開けば大抵二言目にはその事しか喋らない。
逆に言えば、自分のことを滅多に語らないということ。
秘密主義?そんな高尚なものじゃない。別に自分から語るようなこともない、ただそれだけ。自分のことを語るくらいなら、彼のことを語っていた方が10倍も100倍も有意義だと、本気でそう思っている。
実際、コバンザメのように引っ付いて回っているせいか過小評価されることも少ない訳では無いが、彼自身かなり人間としては優秀な人材であり、書類仕事から授業においての実技に至るまでその殆どを高水準でこなせるというのは確か。
それでも自分が目立つことはあまり考えておらず、自分は影から支える方が合っていると考えているようだ。


「彼か、それ以外か。...だからといってそれ以外を大事にしないとは言ってないです。」

彼の中の脳内ヒエラルキーの中ではただ唯一を除いて平等であると言える。
それは言い換えれば、どんな生徒だろうと同一で扱うということ。
誰かに弊害されている子だろうが、どこかの立派な身分の人だろうが、彼の前では全員等しく「生徒」になる。
だから、サボれば評価は思いっきり下げられるしその努力が認められればその分評価は跳ね上がる。
その代わり、出す課題は少々難しいものが多く、教科書と授業を聞けば出来る範囲のギリギリをいつも攻めている。
曰く、「いいですか、治癒術があれば怪我をしていい...なんて思うバカは今すぐその考えを捨てなさい。治癒術は命への防波堤、その最終防衛ラインです。ひとつ手を間違えれば、確実に大事なものが無くなるものと思いなさい。」
__その言葉には、酷く力がこもっているように思える。


「...出来れば、もうちょっと早く才能というものに目覚めたかったものです。」

彼は学生時代は特にこれと言って治癒術が得意という訳ではなく、平凡な方だった彼。
個人魔法の発現もかなり遅い方であり、それに悩んだ日が無いわけではなかった。
だがそれも全てとある事件が発端となり、解決するに至る。
が、それは新たな傷を自身に刻みつける結果にもなり、その傷は今も己を蝕む悪夢となって薔薇の棘のように絡みついているようだ。
また、生徒に勉強しろと口にするからには自分も日々の研鑽を忘れてはいないようで、彼の自室の一角には分厚い本が数冊ほど床に直置きされているなんてこともある。
それを指摘されてまず最初に出てくる言葉は「それは後で使うものなのでその順番のまま置いておいて結構です。」だ。
実際、言われて3日後くらいにはちゃんと片付けはされている。

【備考】

「語るほどの過去なんてないし、平凡な生徒でしたよ、「俺」は。」
「...あぁ、ただひとつだけ。心残りならありますね。」

彼は、彼が自分で言ったとおり何の変哲もないただの1生徒であった。
表面上で良い生徒を装って、周りの生徒と同調して溶け込んでいた、優等生。
出来ないことは何も無い。授業でやった範囲なら、なんの問題もなくできる模範的な生徒。
そこにひとつ「傷」をつけたのはたった1人の存在だった。

ある日、普通に授業も終わって次の授業の準備をしていた時のことだっただろうか。
教室の外から聞こえてくる悲鳴に、また誰かが問題でも起こしたのだろうとたかを括って無視していた矢先の事だった。
誰かが『サルファー君、危ない!!』と叫んだのが聞こえた。
そこでようやく周りを見た彼は、その危険が自分に迫っていたこと、いるはずのない魔法生物が今まさに自分に牙を向けていたことを知ることになる。
自分如きの防衛術じゃ簡単に打ち破られるだろうし、何より急のことで身体が動かない。本で読んだ時に、何度も何度もこういう状況になったらどうする、なんてシミュレーションはしたけど実際はこうも無意味なものなのか。
ここで終わるのか。そう思って目を瞑った。
でも思っていた痛みは来ない。恐る恐る目を開けるとそこに映ったのは、自分じゃない誰かが右目から赤い色を流している光景。真っ白な制服が赤色に侵食されていく様子に、ただ息を呑むことしか出来なかった。
___自分を、庇ったせいで、この人が怪我をした?
真っ先に浮かんだのはそんなことだった。
治癒術を唱えたくても自分にはそれが分からない。手が震えて杖だって持てない。
あまりの自分の無力さと、不甲斐なさと、彼への申し訳なさから、自分の視界が霞んでどうしようもなかった。

「...その後は治癒術を一心不乱に学んで、今ではこうして教壇に立ってます。皆さんは、僕みたいに後悔したく無ければ ちゃんと学んでくださいね。」


<イメージCV>
梶.原/岳.人 様

<イメージソング>

「犯してきた過ちも その後悔さえも」
「かけがえのないものだから」

?si=xddbv1b2mQHIO-Ni


【個人魔法】

「天秤はいつだって平等です。」
「どっちかに傾くなんて、不平等でしょう?」

[ Engel lächeln auch nicht ( 天使はどちらにも微笑まない ) ]

それは全てを平等にする個人魔法。
2つの対象を結びつけ、その2つの天秤を全く同じにする。
片方が負った怪我を同じように片方にも負わせ、片方の減った魔力をもう片方にも同じように減らさせるといった効果がある。
ただし、良い方を悪い方へ傾けることは出来ても、悪い方を良い方に傾けることは出来ず、言ってしまえば「怪我を治す」「魔力を回復する」などの効果は付随しない。
つまるところ、悪い方へ足を引っ張る個人魔法であると定義付けることが出来るため、この天秤を使うことは現状、例外を除いて一切ありえない。
自分以外の2つの対象を選ぶことはもちろん、自分と結びつけることも可能であることから、敵対生命が相手である場合は形勢逆転の一手になることもある。
また、1日1度までという制約もついているため、同じ相手に何度も使うことは不可能となっている。

【好】

クラレ先生の世話を焼くこと / サラダ( エビとかアボカドの乗ってるの )

【嫌】

媚びを売られること / 自分の授業をサボられること / 油っこいもの

【得手】

炊事洗濯掃除裁縫などの家事全般 / 力仕事 / 治癒魔法 / 暗算

【不得手】

歌唱 / 防衛魔法 / 敬語使うこと(頑張ってる)


【SV】

「ネープル・サルファー。生徒の皆さんはサルフとでもお呼びください。...変なあだ名をつける輩は、総じて僕からも変なあだ名を贈呈します。」

「はい、席について。サボりは...あぁ、またいつもの...。いえ、捕まえてこなくて結構。評価から引いておきますから。」

「治癒術で大事なのは迷わないこと。一瞬の迷い、遅れ、その1秒の思考が命を左右する場合もあります。...何より、判断を間違えるなんて以ての外。だから、日々の積み重ねで少しずつ無駄を減らしていくんです。」

「厳しい?ご冗談を。学びたいから選択したのでしょう?それとも、防衛術の先生があの調子だからいつもくっついてる僕も同じだと思いました?...あえて言葉を借りるなら、『クソ滑稽』、ですね。」

「あぁ、クラレ先生への書類は総じて僕に回してもらって構いません。どうせ本人見ないでしょうし...。判子だけ本人に押させるんで。」

「僕が居なくても恐らく生きてけるでしょう?あの人。そこに僕が無理矢理存在をねじ込んでるだけなんです。...あぁ、押し入ったからには最後までやりきりますよ。ちょっとでも長く生きてて貰わないと、恩返し出来ないので。」

「はぁ...だから、夜食は体に悪いんだからやめろとあれほど言ってるでしょう!食べるにしても、カップ麺やジャンキーなもの以外にしろって...だったらお菓子なら良いとかじゃないですからね?ねぇ、聞いてます!?」



「僕の前であの人の悪口を堂々と言うその度胸はにはA評価をつけてやる。...いいよ、しっかり「教育」してやんないとね。」


【CP】不可


【募集関係】

🚪お邪魔しています。〆
「嫌なら一言、嫌だと命じてください。」
「拒絶されない限りは、ずっと傍にいますよ。」
貴方は私の生きる理由。

🤝それは内緒で頼みます。(先生1人)
「いや、だから...もうあんな汚い言葉は使わないってば。」
「あ、やめて、あの人にばらさないで...!」
貴方は私の昔馴染み。

🗣「手のかかる子ほど...?」(生徒のみ)(数名)
「はぁ、毎回毎回サボるのも大概にしろと......」
「いいでしょう、補習でしっかり教育しますから。」
貴方は私への挑戦状そのもの。

創作男子ごった煮メーカー様よりお借りしました
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にこさん (914ris4r)2024/2/12 21:52 (No.94945)削除
「俺、じゃなかった、僕は、たとえ全世界に自分のことを誤解されようと、」


「きっと何度だって、呼吸 (いき) をするから」



【名前】
八知 前哉 ____ やち さきや


【性別】
男性


【年齢】
17歳


【身長】
179cm


【種族】
人魚


【水生生物】
タチウオ (太刀魚)


【寮】
サーフェント寮・寮長


【学年】
2年B組


【所属】
剣術部・部員


" 太刀魚 " の漢字の通り、幼い頃から剣術を扱ってきたため、剣を扱うことが得意である。それゆえに、高校でも当然のように剣術部に所属しており、その実力は折り紙つき。特に「突き技」が得意であり、相手の隙を見て攻撃することにひどく長けているようだ。また、寮長ということで、相手の様子を観察することが多いため、そのことが剣術にも活かされている。思いもよらぬところから飛び出してくる突きは、ノーガードであればひとたまりもない。


剣を持ち立つ姿は実に様になっており、相手からも突き技を分析されるほどの実力者である。物心ついた時から剣を握っていたためか、手に剣が馴染んでいるそうだ。確かに見ていても、彼と剣はよく似合っている上に、どこか貫禄とオーラを併せ持っている。彼の剣術はそんじゃそこらの技では突破出来ないほど鋭く、速いものだと、彼の実力を知る者はみな、口を揃えて言うらしい。





【容姿】


⚔たとえ海だとしても、泳がない瞳を真っ直ぐに見つめて。

かなり目つきが悪く、そのせいで誤解されることもしばしば。生来のものなので、目つきを柔らかくしようと心懸けてはいるのだが、なかなか成果は見られない。やはりふとした時や、気の緩んでしまった時などに元に戻ってしまうようだ。これでも入学当初に比べれば、比較的柔らかくなったほうなのだが。
瞼は重くもなく普通で、綺麗な弧を描いた二重である。なお、二重幅は狭め。目尻がやや上向きになっており、おそらくこれが、目つきが悪いと言われてしまう原因なのだろうと本人も自覚してはいる。ただし直すころが出来ない。
やや細めの瞳で、色は薄く、発色の良くない水色である。銀色寄りなので、光に反射するときらきら光ってみせるほど綺麗。ハイライトはかなり小さく、瞳孔は黒色の小さな丸形。目元がやや赤くなっているが、これは幼少期によく泣いてしまっていたせいで出来た泣き跡であり、今日までいくら擦ってもまったく取れないらしく、本人はもう諦めているらしい。



⚔こちらをちらりと覗く穴からは、透き通った空気が流れる。

鼻は常人よりも少し高めで、俗に言う「鷲鼻」のカテゴリーに入るであろう。鼻筋はす、と滑り台のように綺麗に通っており、指でなぞりたくなってしまうのも無理はない。鼻の大きさ自体は平均的で、男の子らしさが感じられる鼻だ。漫画のキャラのように、薄く小さな鼻ではないが、どこか彼らしい魅力を醸し出している。
薄い桜色をした唇は、厚さはそこまででなく、高校生らしさを感じさせてくれる。血色は良いが、その血色の良さは唇にはあまり表れてはいなく、どちらかというと質素だ。口自体はやや大きめなため、こちらも高校生の男子特有の活発的な雰囲気を与えるであろう。



⚔水に揺れる花のように、その髪が靡く。

癖のない直毛を誇っており、手入れは最小限で済むほど髪質は良い。ただ余りにもストレートなため、寝癖がつきやすく、静電気が起こりやすいため、結局朝の手入れには時間がかかってしまうのが難点だ。下に向かって跳ねることなく伸びている髪は、触っても手触りが良い訳ではなく、たださらさらな感触を与えるのみ。艷やかというよりはさらさらで、髪に光が当たっていることも余りない。毛の一本一本は細く、絹のようで、どこか生まれたての赤ちゃんのような髪質を思わせる。
白寄りの銀髪であり、髪色にもタチウオらしさが垣間見えている。稀に髪に光が当たっている時は、水色のように反射するのでとても綺麗なのだそうだ。白色にやや寄った銀色の髪で、毛先にいくに連れて銀色が強くなってくる。若干灰色が混じったようにも見えるので、鑑賞していても楽しくなる髪だと言って差し支えないだろう。



⚔溺れないように足をついて、そこでダンス。

前述した通り、身長は179cmと、平均身長と比べてもやや高めである。体格は細身だがほどよく筋肉がついているため、決してヒョロガリと言うわけではなく、むしろ筋肉質の部類に入るのかもしれない。剣術をやるに当たって、ほどよい筋肉が必要だと考えているお陰で、健康的な体質を保てているのだ。
ただし、競技の性質上、上半身はしっかりと筋肉がついているが、下半身はやや細めで足が特に細い。本人ももう少し筋肉を付けたいと思っており、筋トレ等に励んではいるのだが、如何せん剣術は上半身の筋肉が重要になってくるため、下半身の鍛え具合はまだ甘めらしい。筋肉はついてはいるものの、まだ骨ばった箇所が露見して見える。
足はすらりと長く、腰の位置も高い。また、非常に姿勢がいいため、ただ歩いている姿だけでも様になるほどだ。一歩は小さすぎず大きすぎず、歩くだけでも寮長としての貫禄や余裕が感じられる。



⚔貴方の個性、貴方のセンスは海任せ。

着こなしは至って優等生であり、彼特有の制服の着方なども特にはない。きちんと校則を遵守しており、それを破るようなことはほとんど無いと言って良いだろう。模範的な着方を誇っており、ブレザーのボタンは上までしっかりと留めている。もちろんシャツも同様だ。ネクタイが緩んでいることは滅多にないし、曲がっている姿を見た者もいない。個性がないと言われればそうかもしれないが、「基本に遵守して着る」。これこそが、彼の個性なのだと言っても良い。




【性格】


🪡きっと彼の、彼だけの呼吸の方法。

真面目でマトモ。「優等生」という3文字が本当に似合っており、規律や規則には従順。守っていない者がいれば、怖がられることも顧みずに注意をするほどには真面目で、しっかりしよう、という意思が強い。正しさを好み、排除を嫌う。全てを受け入れることが出来るならそうしたいと思う論理主義者である。平和を望むため、飽くまで物腰は柔らかだ。
優しい言い方や考え方もする一方で、 正しくないことには声を上げられる勇敢さの持ち主。自分ではなく、まず1番に寮や学園のことを考えている。寮長として恥じない人間であるために、駄目なことも良いことも、きちんと正直に伝えられる人間なのだ。
責任感が強く、だからこそ寮長にふさわしい人物であると言って良いだろう。理性的に行動することが出来るため、状況に応じて臨機応変が可能。



🪡出来ることならば海藻に揉まれて愛されてみたい。

目つきが悪いせいで誤解されることを気にしており、本人としても優しい人柄を心懸けている。優しく聞こえるような声音で話したり、気を遣ってはいるのだが、やはり寮長としての責任感には勝てず、違反者などに注意を行っていれば、自然と怖いイメージが定着してしまった。
それに関しては落ち込んでおり、改善を急ごうと頑張っている。が、どれも余り効果はない。周りから見た彼の印象は厳格で、「尊厳」の強い寮長。だが彼を知る者からすれば、彼はただ「正直」なだけだと言うだろう。



🪡きっと、それは、愛らしさ。

決して頭が悪いわけではないのだろうが、やはりどこか天然めいていて、隙のあるようなイメージを持たせる。人の気持ちに鈍感というわけではないが、やや鈍い場面があったりとするので、こちらの改善も必要かもしれない。それほどに彼の天然具合は、そばに居るものを惑わせてしまうのだ。わざとではないので、周りの生徒たちには大目に見てもらいたい。目つきが悪いくせして天然という性質は、ある種では一種のギャップと言って良いだろう。
優等生で真面目なだけでなく、人並みには愛らしさも持ち合わせている。彼の人柄はきっと、見る者を笑顔にさせてしまう、それほどには、彼にはれっきとした愛嬌が備わっている。



🪡どんな者にこそ、必要なだけの助けを与え給う。

困った人などが周囲にいれば、自分の状況も構わずに、彼は助けに行くだろう。ただし、相手のためでは決してない。困っている人を助け、社会に貢献したり、一般的に言われる「よいこと」を繰り返し行う。そうすればやがて自分に返ってくるのだと信じながら、彼は今日も笑顔を意識して人を助ける。相手のためではなく、将来の自分のために。
偽善と言われればそうかもしれない。これは未来への投資だと、前哉は語る。彼も、やや自分本位な考え方をする時もあるようだ。優等生で真面目、厳格で尊厳があるだけでなく、若干の強かさも持ち合わせているようである。また、状況に応じて様々な面を使い分けることにひどく長けている。
助けを求めるのであれば助けを。救いを求めるのであれば救いを。いつか巡り巡って、自分に返ってくるから。




【備考】


〚 選択科目 〛
・魔法実技・攻撃、防御
・占い術
・錬金術
・剣術
・美術専攻


〚 イメージソング 〛



終焉逃避行 / 柊マグネタイト様



「刃、風を斬る様。 泡沫に酔う音の渦を。

明鏡振るう因果をも「陶然」と

見切って逸そ、逃げてしまえたら。」


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ライカ / yamada



「アイミスユー このままいってしまえたら、なんて

青春は青い春を、連れ去ってしまう。」



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昔は一人称が「俺」だったようだが、余りにも目つきの悪さによって怖がられるため、少しでも穏やかそうに見せようと、一人称を「僕」に変えたようだ。だがやっぱりたまに、気を抜いた時などには「俺」が出てきてしまうのだそう。一人称などと他人は思うかもしれないが、彼にとっては今後の学園生活に関わる、死活問題なのである。
「俺」が出てしまう時は、普段の温厚そうなイメージを与える声よりも、若干低くなる。本人曰く無意識なので、直しようがない。





【個人魔法】
一太刀の弾丸____A bullet of a sword


大層な名前の個人魔法であるが、その内訳は至ってシンプル。自らが次に使用する魔法の威力が倍倍になると言うものだ。魔力量が増すとか、本人の身体強化が出来るとかではない。ただ、「威力を倍にする」だけである。シンプルだが、使い勝手もよく強力である。ただ「威力が倍になる」ということなので、治癒魔法や防御魔法に使うことは出来ない。なかなかピーキーな魔法であり、本人も、「使いどころが大事」と言うだけのことはある。


弾丸と言う名に恥じず、この魔法によって強化された技はまさに弾丸のようである。彼は突き技が得意なため、尚更その名がついた。一太刀、の太刀は言わずもがな、彼の種族に由来しているであろう。彼は自分の個人魔法を誇らしいと自負しており、また、その他の魔法の研鑽に努めてもいる。


いざと言う時に使えば申し分のなさすぎる効力が期待できる。が、元々の威力が余りない場合は、充分な効果を得られるとは言えないため、本来の自分の実力をきちんと高めることが重要になってくる魔法である。魔法の効果的に相手にも付与出来そうな魔法ではあるが、生憎自分以外に使用することは出来ない。剣術が得意な彼に与えられた、まさに彼らしい個人魔法と言ってよいだろう。







【好】
剣術、良識、規則規律、平和、イベント事


良識や規則規律など、彼らしい真面目で優等生なものがやはり好きなようだ。無自覚であるが平和主義者らしく、争い事や揉め事はあまり好まない。つねに対話や和解で解決出来ないか、方法を探ることが多い。意外かもしれないが、イベント事が好きで、本当はみんなとワイワイ楽しみたいようである。まぁ怖がられすぎててその夢は叶わないのだが。



【嫌】
規則を守らないこと、争いや揉め事など


【得手】
やはり剣術。これに尽きる。


【不得手】
魔法薬学。唯一苦手な教科で、よく実験などで魔法薬を溢したり、爆発させたりしている。
他はそうでもないが、実習がどうも苦手らしい。なのでただ今絶賛克服中である。



【属性】
バリタチ………と言いたいところですが、敢えて左寄り両刀とさせて頂きます。


【SV】

一人称:僕、(素では) 俺
二人称:あなた、きみ、

イメージCV:/梶/裕/貴/様




「 ん? 僕かい? 僕は八知前哉。 サーフェント寮の寮長をしているよ、これから宜しくね、………って、あぁ、逃げないで! 違うんだよ、違うんだ……!! 」

「 ………そこの、君。 何をやっているのかな? こんな真夜中に。 ………逃げる気か? ………逃がすと、思うのかよ? 」

「 うーん………この魔法薬と、こっちの魔法薬を混ぜるんだったっけ……? あ、違う、こっち……? 分かんないなー……まぁ、取り敢えず全部入れてみるか 」

「 聞いてほしいんだけどさ………今日も皆に逃げられたんだよ………おまけに、「サーフェントの寮長には近付くな」って噂まで流れているらしいんだ………ひどくないかな……!? 俺だって、色々と頑張ってんのにさぁあ……!!!」

「………オイ。 動くな。 ―――――――――今の、物的証拠のために動画回してたから。 ―――――――逃げられると思ってんじゃねぇ、ゴミが」





【CP】
ご縁があれば。


【募集関係】


⚔幼馴染 ( 1名 )
年齢など諸々問いません。昔から彼の愚痴や弱音を聞いてくれている方を募集したいです。関係の掘削特に凄いと思いますので、熱量が合わないと感じた場合にはお断りさせて頂く場合もございます。悪しからず。


⚔尊敬している人 ( 1名 )
こちらは3年生の方、または教師陣の方と組ませて頂きたい関係です。言葉の通り、前哉に尊敬されて、色々なことを質問されたり、周りをウロチョロされますので、それが許せる方のみとなっております。関係掘削もきちんと行いたい所存です。


⚔怖がっている人
こちらも年齢など諸々問いません。彼を怖がっており、誤解をしてくれる方を募集しております。前哉と目が合ったら速攻逃げたり、距離を取ったり………犬猿までは行かないので悪しからず。飽くまで也などで後々、誤解が解ける前提での関係となっております。関係掘削もきちんと行います。


⚔犬猿の仲
いわゆる不仲です。こちらは生徒のみ募集となっております。文字通り、前哉とソリが合わない、いつも皮肉を言い合ったりしているなどの関係を組ませて頂きたいです。ガッツリ不仲でも、いざと言う時は頼り合う信頼している不仲関係でも可ですので、よろしくお願い致します。関係掘削もきちんと行わせて頂きます。









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Ryon式おとこのこ様を使用させて頂きました。
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